こんにちは、十三在住のライターです。

大阪に住むハンバーグ好きなら、きっと知らない人はいない『挽肉マニア』。2020年12月のオープン当初から話題で気になっていて、先日良きタイミングに恵まれ、行ってきました。

場所は大阪メトロ四つ橋線の本町駅27号出口から徒歩1分、四つ橋筋と本町通の交差点の南西方向にあります。平日の13時過ぎに伺ったところ数分待ってすぐ入れました。ラッキー！

メニューはコチラ。

メニューはシンプル。挽肉マニアめし1300円（炭焼ハンバーグ3個、おかわり自由なごはん、鬼おろし、選べる〆めしのセット）のみ。平日11～15時だけハンバーグが2個で1000円のお得バージョンがあります。

メニューが決まったら、すぐ下にある機械で食券を買います。私は「平日限定のお得めし、〆めしは卵かけめし」にしました。

店内は6人くらいで座れるU字型のカウンターが3つ。Uの空いているところに店員さんが入ってきて料理をサーブしてくれるようです。席に座ると、食べ方の案内が書いてあります。

この「お召し上がり方」に書いている通り、卓上には薬味が6種並んでいます。

透明ケースの4つが左から青唐辛子味噌、麻辣醤（マーラージャン）、紅生姜、山椒昆布佃煮。丸い器には磯野家ふりかけ、カリカリオニオンがあります。

さらにポン酢とたまごがけしょうゆ、玉ねぎソースもあります。テーブルに薬味やソースがいろいろあると、ワクワクしますね。

席についてから3～4分でひとつめの炭焼ハンバーグとアツアツの石が運ばれてきました。見てください！肉汁が滴っています。

ハンバーグはこのままでも食べられるけど、お好みで石に乗せて焼き加減を追加できるとのこと。この丸いハンバーグ、お箸でつかむのもやっとなくらい、やわらかくどっしりしています。

ハンバーグを割ってみると、内側がレアな感じ。私はしっかり焼く方が好きなので追い焼き。

見た目は普通の石でしたが、かなり煙が上がったので、相当アツアツだったよう。数秒で肉の赤い部分に火が通りました。

ハンバーグといっしょに、ごはん、みそしる、鬼おろしがテーブルに届くので、ハンバーグを焼いたら、即いただきます！ちなみにごはんのおかわりはセルフ、店の真ん中に大きな炊飯器がありました。

炭焼ハンバーグは“炭焼”という通り、こんがり香ばしい香りがします。表面はカリッとしているけど、不思議なくらい中はジューシー。挽肉は粗挽きなのか、お肉をミシミシ噛みしめられて肉を食べてる感がすごくあります。さすが牛100％！

鬼おろし+ポン酢で食べるとあっさりしておいしいし、ポン酢も酸味がマイルドで食べやすかったのですが、お肉がしっかり味つけされているので、甘めの玉ねぎソースで食べる方がバランスがとれて私は好きでした。

せっかくたくさん薬味があるので、ハンバーグを小分けにしていくつかいただきます。青唐辛子味噌は、唐辛子というより味噌が強くて甘め、麻辣醤はキリッと鮮烈な辛さなので、お好みで。山椒昆布佃煮は山椒の香りが強めで好きな感じ。佃煮なので白ごはんといっしょにいただきました。

炭焼ハンバーグを食べてしばらくしたら、2個目のハンバーグと卵が運ばれてきました。贅沢に卵黄だけ取り出し、卓上のたまごかけしょうゆをかけていただきます。肉汁じゅわじゅわのハンバーグと卵黄はもちろん相性抜群。サラっとした、たまごかけしょうゆも少したっぷりめにかけていただきました。

最初はハンバーグを2個じゃなく、3個にすればよかったかなと思ったり、薬味が充実しているから白ごはんをおかわりしようかなと迷ったりしましたが、ハンバーグと卵黄をいっしょに食べるとかなり満腹感が増したので、40代半ばの胃弱女としてはハンバーグ2個、ごはんのおかわりなしが、ほどよいボリュームでした。

自分でハンバーグを焼いている感は、予想よりはありませんでしたが、肉々しいハンバーグをお腹いっぱい食べたいときにはぴったりなんじゃなかと思います。

ごちそうさまでした！