Yahoo!ニュース

【大阪・中之島】野菜フレンチの名手が手がけるトマトパフェ

西倫世ライター(大阪市)

こんにちは。十三在住のライターです。

2022年8月にオープンした「Musée KARATO(ミュゼカラト)」に行ってきました。

「Musée KARATO(ミュゼカラト)」は、大阪・心斎橋の星付きフレンチレストラン「リュミエール」の系列のカフェレストラン。『美と健康の“美味しいカフェ”』として生まれたそうです。

オーナーシェフの唐渡泰さんは「野菜の美食」というレシピ本を出しているほど、野菜使いが素晴らしく、北浜にある「Pain KARATO(パンカラト)」で販売している野菜の美食パンもおいしかったので、ずっと気になっていました。

場所は大阪中之島美術館の1階。京阪・中之島駅から徒歩5分、私は阪神・福島駅から行き徒歩10分ほどで着きました。

2階入り口にある巨大ネコちゃん、写真でしか見たことがありませんでしたが、宇宙飛行士風でかわいい!昼休みの時間帯だったからか、たくさんのOLさんが巨大ネコちゃんを眺めていました。

私がお店の前に着いたのは平日12:50頃で4組待ち。15分ほど待って入店できました。

店内はお客さんがいっぱいだったので撮影しませんでしたが128席もあるそうです。テラス席は20席、個室もあるようです。

注文はQRコードから。イマドキです。

野菜と果実たっぷり ミュゼカラト特製カレーライス1100円
野菜と果実たっぷり ミュゼカラト特製カレーライス1100円

まずはランチをいただきます。

気になるのは50食限定!スペシャルワンプレート遊園地2,640円。希少部位ランプ肉のローストビーフ、ハンバーグのグラチネ国産鶏胸肉のフリット、海老とホタテのココット焼き、プチデザート付きと、ネーミングも内容も大変魅力的でしたが、こちらは何某かのご褒美にしようと思い、この日は特製カレーライス1100円をオーダー。ルーとごはんが別々に出てくるタイプ。これ、テンション上がりますよね。ほか、ピザ、パスタ、ピラフなども1100円前後でした。

ルーはトロトロで、甘さとスパイシーさが同時にやってきます。何を使っているかまではわかりませんが、野菜とフルーツがたっぷり溶け込んでそうな甘みと旨み!

トッピングも豊富で、温泉卵150円、チーズ200円、チキンカツ500円、エビフライ500円、トンカツ600円でした。

真っ赤なトマトのデザート トマトのデクリネゾン1320円
真っ赤なトマトのデザート トマトのデクリネゾン1320円

食後のデザートは、真っ赤なトマトのデザート トマトのデクリネゾン1320円。デクリネゾンとは、同じ食材を異なった調理法でつくったものという意味のよう。

真ん中にあるトマトシャーベットは、新鮮なもぎたてトマトをそのまま冷やして削ったみたいな、トマトの酸味がキリリと感じます。ジュレの中に浮かぶミニトマトは、コンポートしてるのか、糖度の高いトマトなのか、とっても甘い!トッピングの極薄ドライトマトは、甘苦さがあって、本当にトマトのいろんな表情が楽しめます。

シャーベットの下にあるのは、フロマージュブランと生クリームを合わせたクレームダンジュ。いわゆるフランス生まれのレアチーズケーキですね。

このまろやかでミルキーなクレームダンジュがいろんな味わいのトマトのまとめ役になっていて、トマトを食べた感とデザートを食べた感を同時に味わえました。

グラスの底はフィアンティーヌ(クレープ生地をごく薄くのばして焼き細かく砕いたもの)。グラス上部のいろんなものを少し吸いつつ、サリサリした歯触りをキープしてて、最後までおいしく味わえました。

まさに野菜フレンチの名手。唐渡さんの技術が凝縮されているような野菜スイーツでした。

13:00~限定でアフタヌーンティーセット4950円も。ちょっと贅沢なランチ、優雅なティータイムを過ごしたいときにぴったりの「Musée KARATO(ミュゼカラト)」。

そろそろお花見シーズン。桜がきれいな中之島界隈のお散歩がてら、立ち寄ってみてくださいね。

★Musée KARATO(ミュゼカラト)
住所/大阪市北区中之島4-3-1 大阪中之島美術館 1F
TEL/06-6940-7025
営業時間/11:00~21:00(ラストエントリー19:30)
定休日/なし
お店のHP/https://musee-karato.com/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

西倫世の最近の記事