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【大阪・田辺】コスパ最高♪ 作りたての手作り点心が気軽に食べられる「点心工房 九龍」

西倫世ライター(大阪市)

こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

知人においしい点心専門店があると聞き、行ってきました。

お店の名前は「点心工房 九龍(クーロン)」。大阪メトロ谷町線田辺駅の改札を出て南へ徒歩8分の場所にあります。

ちなみに田辺駅、私は初めて降りましたが、天王寺駅から八尾南方面へ3駅の場所にあります。

「点心工房 九龍」の代表は、辻調理師専門学校で中国料理の授業に携わっていた元職員の藤田梢さん。「手作り点心のおいしさをもっと広くいろんな人に知ってもらいたい」と2021年6月にオープンされました。

点心って中華料理店のメニューのひとつといった感じで、専門店で、しかも個人店でいただけるというのはめずらしいですよね。

客席はカウンターとお座敷。

お座敷は掘りごたつタイプ。私が平日13時頃に伺ったときは、座敷はグループ客で埋まっておりました。私はひとりだったのでカウンターへ。

私が伺った日のランチメニューはこちら。私はせっかく来たので「ランチB 満足!点心ランチセット」にしました。

中華粥のランチなら点心4種、プラス500円で点心8種と、点心の数が2倍になるって、お得感がありますよね。

満足!点心ランチセット2300円
満足!点心ランチセット2300円

最初に出てきたプレートに載っていたのは、栗豚バラ肉のトウチ蒸しごはん、日替わりスープ、大根餅、2段の蒸篭。

湯気がホクホク出てる蒸篭を開けると、上の段に2種の餃子、下の段に小籠包と2種の焼売が並んでいました。

栗豚バラ肉のトウチごはんは、甘辛い味付け。トウチは漢字で書くと「豆豉」。黒豆に塩や麹、酵母などを加え発酵させて作る中華調味料のことで、豚肉の旨みを底上げしてくれています。

ごはんはジャスミンライスで、サラリとした質感。炊飯器で炊いた白ごはんとは、ぜんぜん違う!

ジャスミンライスは、スパイスカレーかカオマンガイでしか食べたことがなかったので、甘辛いタレで味付けされた豚肉と一緒に食べると新鮮でした。

味付けがしっかりしたトウチごはんとバランスを取るように、日替わりのスープはとてもあっさり。ひね鶏をベースにしたスープに薄切りにしたレンコン、大根、にんじん、しいたけ、青ねぎが入っていました。

野菜はできるだけ近郊の野菜を仕入れているそうですよ。

蒸篭の1段目に入っていたのは、エビ餃子とニラ蒸し餃子。透明度の高い皮で、中の色が透けて見えてきれいですね。

エビ餃子のエビはブリリンと弾力が印象的。ニラ蒸し餃子はタケノコが入っていて食感も香りもいいけど、何よりニラの存在感がすごい。蒸したニラってこんなにおいしいんだと感動でした。

何より、この手作りの皮がもっちり食感でおいしい!

蒸篭の2段目に入っていたのは、小籠包と2種の焼売。小籠包は本場の小籠包と同じく生地が薄く、たっぷりスープが出てくるので、小籠包をレンゲに乗せ、お箸で皮を破ってスープを飲んでから、残りをいただくという正式な食べ方で食べるのをおすすめします。期待通りのおいしさ。

赤いトビッコをのせた焼売の具はぶつ切りの豚肉とエビ。ゴロッと食べ応えのある食感です。もうひとつの焼売は、豆と葉野菜が入っているのですが、山椒とラー油で味付けされていて、かなりスパイシー。あまり食べたことのないタイプの焼売でした。

今回、一番おいしくて驚いたのが、この大根餅。クリームコロッケの中身のような、なめらかな質感と口どけの良さにびっくり。このなめらかな質感を邪魔しないよう細かく刻んだ自家製のチャーシューと干しエビが入っていて、旨みと香ばしさを感じます。

冬になると冬季限定で大阪の伝統野菜である「田辺大根」を使った大根餅が登場するそう。代表の藤田さんいわく「田辺大根で作る大根餅は味が格別!」とのこと。これは気になりますね。

最初に出てきたお料理を8~9割ほど食べたタイミングで出してくれたのが、揚げたての春巻き。

春巻きの具はそのときどきで違うそうですが、私が食べたときは豚肉とエビが入っていて具沢山。揚げたてなので、皮はパリッパリ。音を録音したくなるくらい、お手本のようなパリパリっぷりでした。

「点心は一度に出してしまうと、冷めてしまうから」と、わざわざ揚げたてをタイミングを見て出してくれたホスピタリティにも感動です。

この春巻きが点心の7つ目。最後、8つめは、お待ちかねのデザート!

ランチのデザートはココナッツ団子。ほかほかの温かいお団子です。中国茶も一緒に出してくれました。

中はやさしい甘さのカスタード餡。ココナッツ×カスタードの組み合わせは新鮮でしたが、とてもおいしかったです。

本当、メニュー名の通り「満足」感の高いランチセットでした。湯気が立ち上る作り立ての点心8種も食べられて、ごはんとスープが付いて2300円なんて。かなりレアなお店ではないでしょうか。

「創業時からたくさんの方に知ってもらいたい一心で、ほぼ変わらぬ価格でやってきましたが、材料高騰の波が激しく、今後いつまでこの価格でランチを提供できるか……」とおっしゃっていたので、コスパ最強な点心ランチは今が狙い目ですよ。

ランチが定番の点心を幅広く食べられるようにしているのに対し、夜はちょっと変わり種の点心を出す月替わりのコース料理が用意されています。

2023年10月は上海ガニの小籠包や柚子風味のエビ餃子を出しているそうです。本当、夜も食べに行きたい!

テイクアウトもしているので、ランチで食べたもので気に入ったものをテイクアウトし、その日の夜ご飯にするのもいいですね。私は栗豚バラ肉のトウチ蒸しを買って帰りました。

手作りの作り立て点心、食べたことがない人が多いのでは?ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

★「点心工房 九龍」
住所/大阪市東住吉区田辺4-1-27
営業時間/11:30~14:30(LO14:00)、17:00~21:00(LO20:30)
定休日/不定休
お店のInstagram/https://www.instagram.com/tenshinkoubou_kuron/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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