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こんにちは、ニシムラマコジです。

これは今から10年以上前に、ある牛丼屋さんで食事をしていた時のことでした。

僕の座っていた席の近くに、小学校高学年ぐらいの少年がいたんですよね。

かなり前のことなので、彼が親子で来ていたのか友達と来ていたのか一人で来ていたのかハッキリ覚えていないんですが、とにかく牛丼をそれはそれは美味しそうに食べていました。

まあここまでなら普通の話なんですが…僕が驚いたのはその直後のことでした。

その少年は牛丼を食べ終わった後、おもむろに立ち上がると…突然

「おいしかったです！ごちそうさまでした！」

と大きな声で叫んだんです。

急に叫ばれて店員さんは一瞬呆気に取られたような顔をしていましたが、すぐにとびっきりの笑顔になり、

「ありがとうございました！」

と返していました。

ただそれだけの、ちょっとしたやり取りだったんですが…

なんと清々しい光景なんだと、僕はその少年の立派で素敵な行動に胸が熱くなり、非常に感動した次第です。

少年が帰った後も店員さんはニコニコしていて嬉しそうでしたし…

嫌なニュースも多い世の中ですが、ああいった人を幸せな気持ちにさせるような少年がいるなんて、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思いました。

あれから10年以上が経つ現在、その少年もとっくに大人になっているはずで、あのまま育っていれば間違いなく好青年になっていると思いますが…

僕もその少年を見習い、少しでも人を幸せな気持ちにさせられるよう、日々精進したいと思います。

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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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