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こんにちは、ニシムラマコジです。これは僕がコンビニで立ち読みしていた時のことでした。

僕の隣では女性が同じように立ち読みをしていたのですが、そういうことはよくあることなので、特に何も気にせず過ごしておりました。ところが…事件は唐突に起こったのです。

「ブーッ！」

隣にいる女性から、とても大きな音が聞こえてきました。その音色は明らかなおならの音。ブーブークッションを豪快に踏んだ時のような、鮮やかな大音量でした。僕は当然激しく動揺しましたが、こういう時に騒いだりジロジロ見るのは失礼です。だからこっそり店のガラスに映った女性の顔をチラ見して、様子を探ることにしました。すると案の定、彼女は「やばい！」という表情で、狼狽しているのが丸わかり。正直こちらもパニックになりかけていましたが、ここで変な態度を取ったら彼女を傷つけることになる。そこで僕は平静を装い、気がついていないフリをすることにしました。ポーカーフェイスを気取るのはなかなか難しかったのですが、あんなでかい音を鳴らした以上、普通の感覚なら恥ずかしさのあまり店を飛び出すのは必至、という状況でしたから、僕は彼女が店を出て行くまで我慢し、その後思いっきりあたふたしよう、と思っていました。ところが…

彼女は僕の態度を見て、バレていないと思ったのでしょう。なんと…そのまま何事もなかったかのように、堂々と立ち読みを続けたのです！

こうなったらこっちも平然を装って立ち読みを続けるしかない。そう思ったのですが…結局女性の作り出した妙な空気のせいで、もはや立ち読みどころではなくなり、もう無理だ！とばかりに僕が店を飛び出すハメになりました。まさかこんな結果になるとは…。

それにしても女性はなんであんな大きなおならをしてしまったのでしょうね？読書に集中しすぎてうっかり気が緩んだのか、こっそりすかそうと思ったのに力加減を誤り思いっきりぶちかましてしまったのか、真相は藪の中ですが…。まさかコンビニの店長が、迷惑な立ち読み客を追い出すために女性を雇ってこんなことをさせた、なんてことはないとは思いますが、そう疑ってもおかしくないぐらいの大きな音だったので、とても強く印象に残っています。事故というものは突発的に起こるものですが…再び同じようなことが起こらないとも限りませんので、僕は今後何があっても動揺せずにポーカーフェイスが気取れるよう、普段から心の準備だけはして生きていこうと思います。

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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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