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【一宮市・萩原町】節句や祝い席の茶菓子にどうぞ☆『川村屋賀峯総本店』四季折々の和菓子と茶室『餘楽庵』

にったようこWebライター・ブロガー(一宮市)

こんにちは!一宮市地域情報ライターのにったようこです。今回は、一宮市の駅から西方面の萩原町の創業100年を超える老舗和菓子店「川村屋賀峯総本店」を訪ねてみました。

◆川村屋賀峯総本店

江戸時代・美濃路稲葉宿で創業

明治創業以来100年以上を受け継ぎ、時代を感じさせる佇まい。ショーウインドーには素敵な欄間が施してあり、漆喰壁の趣のある素敵な外観です。

真心を込めて手作り

材料は十分に吟味した最高のものを使用し、真心を込めて手作りをしています。遠方からのお客様も多くファンの多い老舗和菓子店です。

一歩店内に足を踏み入れると、

奥には竹の素材を使った素敵な小上がりの座敷があり素敵な空間がありました。

※店内は喫茶はできませんのであしからずお願い致します。

◆四季折々の和菓子

趣のあるガラスケースには季節を感じさせる小さな和菓子が並んでいます。

定番の羽二重餅

川村屋定番の羽二重餅は、ふわふわで滑らかな口どけのお餅。ふたくち目に「こしあん」が顔を出します。口に含むととても上品な甘味で幸せな気持ちになります。

特選備中白小豆入り「羽二重餅」300円(税込)
特選備中白小豆入り「羽二重餅」300円(税込)

春の和菓子

四季折々の美しい和菓子を楽しめます。この春のひなまつりの席の茶菓子にいかがでしょうか

特選備中白小豆製・よもぎこなし製「ひちぎり」330円(税込)
特選備中白小豆製・よもぎこなし製「ひちぎり」330円(税込)

羽二重餅入りすりつぶ入り「早春」290円(税込)
羽二重餅入りすりつぶ入り「早春」290円(税込)

ねり皮製「佐保姫」300円(税込)
ねり皮製「佐保姫」300円(税込)

「羽二重餅」300円(税込)
「ひちぎり」330円(税込)
「早春」290円(税込)
「佐保姫」300円(税込)

◆茶室~「餘楽庵」

川村屋の素晴らしい茶室

平成元年に現在の場所へ移築された素晴らしい茶室です。今回特別に案内していただけました。その一部をご紹介いたします。

街道をはさんだ店舗向かい側に茶室「餘楽庵」があります。昭和十八年に建てたもので、当初は店舗の裏側にありました。これを平成元年に現在の場所へ移築いたしました。数寄屋造りの門をくぐると一面に敷きつめた杉苔、敷石を踏みしめながら中へ進むと、右手に立礼席があります。店主好みの設計で、畳廊下伝いに、八畳の寄付きと、隣の八畳は表千家惺斉宗匠好みの松風楼の写しの席、廊下づたいに、水屋、小間「餘楽庵」があります。餘楽庵は、三畳中板向切りの構えの席で、窓のしつらえが互い違いになっており、窓の外側に「刀かけ」が施してあります。庭には、楓、どうだん、わくら、もみじ、松、樫などが手入れして植えてあり、元禄十五年の釣り灯篭や、丸石をくり抜いて造られた奈良時代の灯篭などが置いてあります。茶室はお茶事を催す様に出来ております。

梅軒門
梅軒門

つくばい
つくばい

手入れされた庭は、季節ごとに違う表情を魅せてくれますね。時間を経て育った美しい「苔」が印象的でした。

小間
小間

表千家惺斉宗匠好みの松風楼の写しの席
表千家惺斉宗匠好みの松風楼の写しの席

立礼席
立礼席

一宮市・萩原は少し古い町並み。

静かで穏やかな時間を感じる地域です。

ぜひふらりと立ち寄ってみてください。

店概要

京菓子司 川村屋賀峯総本店

住所  愛知県一宮市萩原町串作字才勝1449
TEL/FAX 0586-68-0032
営業時間 8時15分~18時
定休日 火曜日(※祝日の場合は翌日に振替)月に、一回   連休有り。
駐車場10台分有
最寄駅 名鉄・JR一宮駅から 名鉄尾西線で萩原駅下車 徒歩2分

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Webライター・ブロガー(一宮市)

日頃、西尾張地区を走り回っている50代ミセス。いつもお出かけするたび、写真を撮って楽しんでいます。グルメやスポット情報など一宮市をもっと深堀し皆様に「行ってみたい・見てみたい」という興味をそそるような情報をお届けしたいと思います。そんな私の座右の銘は「経験は宝」何事もチャレンジ。人生一度きりですもん。

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