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【南あわじ市】店名の由来はあの名作アニメ!オーダー家具店「PATRASCHE」

ノギストアライター・デザイナー・建築家(南あわじ市・洲本市)

今回は、以前から気になっていた南あわじ市古津路にあるオーダー家具屋「PATRASCHE(パトラッシュ)」に行って来ました。

お客様とのフィーリングを大切にるる家具屋

オーナーの臼井さん
オーナーの臼井さん

店舗オーナーの臼井さんは、大阪で家具制作会社で木工職人として働いたのち、独立するために淡路島に単身で移住。オーダー家具の製造と販売を一貫して行う店「PATRASCHE」をオープンしました。

店舗内の様子
店舗内の様子

「ここは働く環境としては抜群です。音やホコリの問題もありませんし、オーナーさんも応援してくれているので不自由はないですね」
臼井さんはオーダー家具を制作していく上で、お客様とのフィーリングを最も大切にしています。
「オーダー家具なので、打ち合わせをして構造をイチから決めて行きます。量販店にない質感やサイズなど、お客様の希望に沿ったサンプルをその場で作成して進めていけるのがうちのポイントです」

臼井さんが制作を手掛けた咸臨丸のテーブルや椅子
臼井さんが制作を手掛けた咸臨丸のテーブルや椅子

淡路島で開業してから印象的だったオーダーは、うずしおクルーズの咸臨丸の内装の制作依頼。アッパーデッキ、テーブル、椅子などを長期間かけて制作されたそうです。
「停泊している船はとても揺れるので、船酔いとの戦いでしたね。とても貴重な体験をさせてもらいました」

わがままを言いまくってオーダーしてほしい!

臼井さんが制作した作品
臼井さんが制作した作品

オープン当初はカフェも併設していましたが、単身で作業されているため、現在は休止中。
家具制作とのワークバランスがとれれば、カフェを再開してイベントなども企画していきたいそうです。

「これからは色々な人と交流したいです。私が制作したテーブルや椅子でお茶を飲んでいただいて、手持ちぶたさにならず、実際に家具を使うイメージをしてもらうのも目的のひとつです」

オーダー家具の相談は電話やメール、インスタグラムのDMからも受け付けています。
「私としては、わがままを言いまくって欲しいです。でないと良い物は作れない。わがままを言えるからこそオーダー家具屋さんなんです」

家具を制作する様子
家具を制作する様子

「幼少期に母の横にちょこんと座り、一緒に見ていた再放送の「フランダースの犬」が店名の由来です。最終話の教会のシーンで母は必ず涙してました。ふと大人になってから、そのシーンを思い起こし、母は心清らかで感情が豊かな人だと感じました。そんな母の純粋な優しさや温かさに感謝し、何か恩返しができればとこの屋号にしました」

店の看板
店の看板

「作りたい物を包み隠さず、本音でオーダーしてください。世界にひとつだけの家具を一緒に作りましょう!」
どこまでもあなたの希望に寄り添ってくれる臼井さん。
一生を共にできる家具を「PATRASCHE」で作ってみませんか?

PATRASCHE
住所:〒656-0304 兵庫県南あわじ市松帆古津路998
電話:090-9980-4512
営業日・営業時間:
日曜日11時00分~17時00分
月曜日定休日
火曜日定休日
水曜日定休日
木曜日定休日
金曜日11時00分~17時00分
土曜日11時00分~17時00分
※営業日・営業時間は変更の可能性あり
※電話での相談は随時受付中
※カフェは現在休業中
instagram : @p_a_t_r_a_s_c_h_e

ライター・デザイナー・建築家(南あわじ市・洲本市)

兵庫県の淡路島で“新しい発想や物を手元へ“をコンセプトに、創業した個人商店です。 ライター・建築・インテリアデザイン・グラフィックデザイン•ブランディングをしています。 淡路島で素敵な事業をする人々の紹介、生活を豊かにするデザインをお届けします。

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