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クラブを超短く持って、短い距離のアプローチを克服しちゃいましょう!

野村タケオイラストレーター・ライター

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。

アプローチって難しいですが、30ヤードとか40ヤード打つのって意外とミスが少ないんです。距離感が合わなかったってのは別として、大ダフリとか超トップとかの大きなミスって少ないんです。何が難しいかって短い距離のアプローチですよ。ボールを飛ばさないってのがアプローチではけっこう難しいんです。

たとえばグリーンを少しだけ外れて、ピンまでが5〜6ヤード。こういうショットがかなり難しい。パターで転がせればパターで打てば良いのですが、そうもいかないライのときもあるじゃないですか。

短い距離を打とうとすると、アマチュアってどうしても緩んでしまうんですよね。

テークーバックが大きくて、そのままでは飛びすぎてしまうから、インパクトでスイングスピードを落としちゃう。そういう打ち方だとほぼミスショットになります。飛ばさないショットでもしっかりと振ることが大事なんですが、それが難しい。

そもそもアマチュアは飛ばさないアプローチでも30ヤード打つときと同じ構えをしていることが多い。やはり飛ばさないときは飛ばさない構えをしないとダメなんです。クラブを短く持って小さく構えるとことが大事です。

週刊ゴルフダイジェストに連載されている「オーイ!とんぼ」というマンガがあるのですが、このマンガ本当に面白いうえに、めちゃくちゃタメになることが描かれているんです。

で、飛ばさないアプローチのことが以前描かれていたので、それをみなさんに紹介しようと思います。

基本的には、とにかくクラブを短く持つ!

右手がシャフトを持つくらいなんてレベルではなく、両手がシャフトを握るくらい短く持ってください。感覚的にはクラブの真ん中を持つくらい。それで一度アプローチしてみましょう。

このくらい短く持つと、手を動かした量と同じくらいしかクラブヘッドは動かないのです。なので、ヘッドが走りすぎてしまうことがなく、飛距離も振った分だけしか飛びません。

そのかわりしっかりと体幹を使って振らないと上手く打てません。手打ちは絶対にダメ!この打ち方ができるようになると、ボールを飛ばさないってことが少しわかるようになると思いますにで、ぜひ練習してみてください。

手だけで打たず、大きな筋肉を使って打つようにしましょう。テンポも一定にして、打ち急がないこと。
手だけで打たず、大きな筋肉を使って打つようにしましょう。テンポも一定にして、打ち急がないこと。

これね、練習だけでなく実際にラウンドでも使えるんです。僕は短い距離のアプローチのときにやってみたりしています。

さすがにラウンドでは真ん中を持つほど短くは持ちませんが、右手が完全にシャフトを握るくらいには短く持ちます。

体幹を意識して、テンポが早くならないように気をつけて打てば、そこまで難しい打ち方では無いです。インパクトから強く打ちに行きがちになるので、一定のテンポで振ることを心がけてください。

マンガ「オーイ!とんぼ」の中ではクラブのネック部分を持つくらい短く持っていたので、僕も同じように試してみましたが、さすがにそこまで短く持つと、本当にボールが飛びません。

キャリーなんか20センチも出ない感じです。

さすがにそこまで短く持って打つことはないと思いますが、一度ネックの近くを持って打ってみて、そこから徐々に長く持って打ったりすると、クラブの動かし方や体幹で打つということが理解しやすくなるんじゃないかと思います。

なんでもちょっと極端にやってみると、意外な発見があったりするもんです。

とにかく、一度「超短く持つアプローチ」を一度試してみてください。

イラストレーター・ライター

ゴルフバカイラストレーターです。最近はイラストだけではなく、いろんなゴルフ関係の記事も書いております。YouTube「野村タケオのゴルフバカTV!」ブログ「野村タケオのゴルフバカな話」

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