話題の弾道測定器”GARMIN Approach R10”を発売前に試してみました!
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
最近ゴルフショップに行くと、だいたい弾道測定器があって、それを使ってフィッティングしたりしますよね。自分の打った球のスピン量とか初速などが分かるってのは楽しいし、クラブ選びにも役立ちます。自分のショットの傾向が分かれば、弱点も分かるし、何を練習すればいいかってのも分かる。
なので自分専用の弾道測定器欲しいな〜なんて思うわけですが、そこそこの性能を求めると、かなり高額でとても手が出ません・・・。
しかーし!GPS機器で有名なGARMINからお手頃価格で高性能な弾道測定器「Approach R10」が発売されることになりました。まだ発売前のApproach R10をお借りすることができたので、サクッとレポートします!
このApproach R10、とにかく小さい!約8センチ×7センチくらいで、それに専用の三脚を付けて使います。設置もボール後方2メートルくらいに置いて、スマホの専用アプリとペアリングするだけ。
あとはボールを打つだけで勝手に測定してくれます。充電式なので配線もいらないし、1回の充電で約10時間使用可能なので、長時間の練習でも充電切れの心配なし。本当にお手軽です。
測定できる項目は、なんと20種類!飛距離やスピン量、スピン軸の傾き、最高到達点、打ち出し角、ボール初速などの数値はもちろん、インパクト時のフェースの向きや、飛球線方向に対してのクラブ軌道なども測定してくれるのです。
それが一瞬で出るんだから本当に高性能!アプリの出来が良いので、とても画面が見やすいし、直感的に操作できる。
さらに凄いことにスイング動画も撮影できちゃいます!各ショットのデータと一緒に動画が保存されるので、いいショットが出たときのスイングと、ミスしたときのスイングを見比べたりもできちゃうわけ。しかも動画撮影も、撮影機能をオンにしておくだけで、ボールを打つたびに勝手に録画してくれるから本当に楽ちんなんですよ。
で、肝心の精度ですが、これはけっこう実測値に近い数値が出ているような気がします。飛距離にしてもヘッドスピードにしても、かなりシビアな数値が出て少しヘコミますが、実際はこのくらいなんだろうな〜って思います。
数百万するTRACKMANで測定したときに近いような数値が出ているように感じました。計測はTRACKMANと同じドップラーレーダーを使う方式なので、近い数字が出るのかもしれません。このあたりはもう少し検証してみないと分からないですが。
ここまでの機能が本体さえ買ってしまえば全部無料で使えるんです。もちろんアプリも無料。それで本体価格が74800円(税込み)!これはかなりのお買い得と言っても良いんじゃないでしょうか。
さらに月額1180円(年額11800円)のサブスクリプションで、世界約42000コースのシミュレーションゴルフが出来たりもするんです。他にもその週にPGAツアーが開催されているトーナメントコースをラウンドして、世界中のユーザーと競えたりもするらしい。どんだけ高性能なんですか、このApproach R10!
とにかく無料で使える弾道測定だけでも十分にコスパ高いと思います。本体のデザインもいいし質感も高い(そういうとこ大事!)。
クラブフィッティングや上達にも役立つ弾道測定器、マジでおすすめします!