絶対にチャックリしないウェッジって本当?コスパ抜群のフォーティーンのTK-40!
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
これから寒くなってくると、困っちゃうのがアプローチ。芝がだんだん薄くなってくるから、どうしてもチャックリしちゃうんですよ。また、それを嫌がってトップとかね。
あ〜絶対にチャックリしないウェッジとかないもんかな〜・・・って思っていたら、なんとそんなウェッジがあると言うじゃありませんか!
しかも怪しいメーカーのクラブではなく、あのウェッジで有名なフォーティーンさんが作ったクラブだとか。これは試さずにはいられません!
フォーティーンの絶対にチャックリしないウェッジってのかがこれ!
その名もTK-40!。ロフトは57度です。
パッと見は普通のウェッジだし、黒染めでなんだか格好いいです。バックフェースは迷彩プリントになってます!
絶対にチャックリしないクラブなんて、僕はてっきりチッパーみたいなちょっと格好悪い感じのクラブかと思っていたのですが、いい意味で裏切られました。
このクラブのどこにチャックリしない機能が隠されているのでしょうか?
構えてみると、けっこうグースネックになっています。でも顔は悪くない。
秘密はソールにありました!見てくださいこのソールを。
幅は広くないのですが、リーディングエッジととばれる部分が丸くなっています。っていうかリーディングエッジが無いクラブと呼んでもいんじゃないでしょうか。
チャックリって、リーディングエッジが地面に刺さってしまって起こりますよね。これだけリーディングエッジが丸いと、まず地面には刺さらない。なのでチャックリしないってことなんでしょう。
さっそく芝の上から打ってみましたが、本当に地面に刺さらないです。わざと少し上から打ってみても刺さらないし、3センチくらい手前にヘッドを落としても刺さりません。スーッとクラブが滑ってくれるような感覚です。これは凄いですね〜。
軟鉄鍛造のクラブなので、打感も柔らかく、スピンも激スピンではないですがかかります。
このTK-40は確かにチャックリはしないクラブですが、注意しなければいけない点は、トップはするってこと。ボールを上げるような動きになってしまうとトップのミスは出てしまいます。さすがにチャックリもトップもしないなんてことは無いよね。
打ち方のコツとしては、少し右足寄りにボールを置いてダウンブロー気味に打つこと。そうすれば大きなミスは出ないと思います。
もう一つの注意点は基本的にピッチエンドラン用のクラブってこと。フワッとロブとかはちょっと難しい。上げるアプローチも出来なくはないですが、基本的には少しキャリーさせて、ランも含めて寄せるってイメージです。グースネックなので方向性は出しやすいです。
バンカーショットもやってみましたが、フェースを開かなくても普通に使えます。逆に言えばグースネックってのもあって、フェースを開くクラブでは無いのかなと。
カチカチのバンカーではちょっと使えませんが、柔らかめの砂のバンカーならしっかりとバンスが効いてくれますよ。
使い方が多少限定されるウェッジですが、アプローチが苦手でスコアを崩している人には、かなりお助けウェッジになるんじゃないでしょうか。チッパーよりもいろんな使い方ができるしね。フルショットでもちゃんと打てますよ。
バッグに入っていてもお助けクラブ感がなくて格好いいってとこもポイント高いです。
実はこのクラブ、普通の店舗での販売は無く、フォーティーンの直販サイトでの販売。そのおかげもあってめちゃくちゃお買い得価格の1本税込み14000円!(スチールシャフトモデル)。凄くないですか?フォーティーン製で軟鉄鍛造のウェッジがこの値段は驚きです。
この値段ならちょっと試してみてもいいかな〜って気になっちゃうよね。
ただ、あまりにもコスパが良いクラブなので、大人気らしく欠品してることが多い。しかし定期的に直販サイトには入荷しているらしいので、気になる方は公式サイトをこまめにチェックしましょう。