Yahoo!ニュース

テーラーメイドのステルスドライバーをさっそく試打してみた!カーボンフェースってどうなの?

野村タケオイラストレーター・ライター

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。

ついにテーラーメイドから新しいドライバーが発表になりました!

昨年のモデルは「SIM2」という名前でしたが、今回は「STEALTH(ステルス)」という名前になりました!カラーもブラックベースのボディにレッドの差し色で、SIMシリーズとは全くイメージが違います。しかもフェースまでがレッドでめちゃ格好良い!

新シリーズはSTEALTH(ステルス)
新シリーズはSTEALTH(ステルス)

その赤いフェースが実はカーボンなんです!テーラーメイドさんによると、もうこれからはカーボンウッドの時代なのだとか!なんと、実はカーボンウッドの開発を22年間も続けてきたってんだから凄くないっすか!

赤いカーボンフェースがなんとも格好良いです!
赤いカーボンフェースがなんとも格好良いです!

そんなカーボンフェースのステルスドライバー、発表されたのは3種類。スタンダードモデルの「ステルス」と捕まりのいい「ステルスHD」、そしてロースピンモデルの「ステルスプラス」。

しかしなぜカーボンフェースなのでしょうか?一番の理由はフェース面の軽量化ということらしいです。なんでも今までのフェースの約半分の重量にできたのだとか。その分の余剰重量が最適に配されて、寛容性がアップしているんですね。

そしてカーボンフェースの強度とたわみによりエネルギー伝達が最適化され、ボール初速もアップしているということなんです。

カーボンフェースの恩恵って凄いですね〜。

でもね、どうしてもカーボンフェースと聞くと、打感や打音は大丈夫なの?って気持ちになる方も多いでしょう。ってことで、さっそく試打してみましたので、そのあたりのレポートをしてみたいと思います。

顔は前作の「SIM」シリーズに似ています。
顔は前作の「SIM」シリーズに似ています。

まず構えてみると、ヘッドの形状は「SIM」シリーズに近い。今回はブラックなので少ししまって見えますが、シェイプ自体はネック側が少し絞られていて、左に行きにくそうな顔です。個人的にはあまり好きじゃないんですよね・・・。

ヘッドが赤いためクラウン部分とのコントラストで、方向性は出しやすい。

で、打ってみましたが、いや〜全くカーボン感なし。打音も打感もチタン製ドライバーと変わらない感じで、けっこう爽快感があります。

カーボンフェースだと「ボコッ」という低い音で、打感も少しもったりした感じを想像している人も多いでしょうが(僕もそうでした)、完全に裏切られました(いい意味で)。

打感は少し柔らかめで球持ちが少し良いような気がします。ボールとの相性もあると思いますが、気持ちのいい打感。

強烈な弾き感は無いですが、少しフェースにひっついた後にけっこうなスピードで飛び出すような感覚。これはチタンフェースのドライバーとは少し感触が違いますね。

打音は意外にも少し金属が入っているような音がしますが、下品なキンキン音ではない。カーボンでこんな音が出るんだ?って思います。音の反響が少ない感じがするので、このあたりはカーボンならではなんでしょうかね。

イナーシャルジェネレーターは前作からの継承。
イナーシャルジェネレーターは前作からの継承。

何発打ってもカーボンフェースのドライバーを打っているという感覚は全くありませんでした。打っている本人はもちろんのこと、同伴者が横で打音を聞いていてもカーボンフェースだと気付く人はいないでしょうね。

カーボンフェースを採用することでその性能を十分に発揮しながら、ネガティブな要素は徹底的に排除しているあたりが、さすがにテーラーメイドだな〜と思うわけです。

すでにPGAのツアープロが「ステルス」シリーズを使っていますし、タイガー・ウッズが「ステルスプラス」を使って300ヤードぶっ飛ばしたらしいです。もうこれは期待しかないじゃないですか。

実はコースでも「ステルス」3種類を打ってきましたので、飛距離性能なんかを次回レポートしたいと思います!

イラストレーター・ライター

ゴルフバカイラストレーターです。最近はイラストだけではなく、いろんなゴルフ関係の記事も書いております。YouTube「野村タケオのゴルフバカTV!」ブログ「野村タケオのゴルフバカな話」

野村タケオの最近の記事