ガンプラ改造の法則が判明!改造に最適なのはHGってホント?ジオン系は改造ムズイ?知っておくべき事3選
プラモデル改造ユーチューバーのNoneです
これからガンプラの改造をしてみたい!
ガンプラ改造の初心者はどのキットで練習したら良いのか知りたい!
改造するならHGがいいの?MGの方がいいの?
ジオン系がいい?連邦の方がいい?分からない事だらけだと思います
そんな人に是非よんで欲しい事をまとめたので最後まで読んでくれると嬉しいです!
◆この記事を読んだら分かる事
・改造に適したガンプラのグレード
・改造しやすいのは連邦系かジオン系か
・新作キットは改造しやすい?
▼僕は普段こんな感じで時間をかけてガッツリとガンプラの改造を行っています。
▲時間をかけてガンプラ改造をしているからこそ色々と分かったことがあるので、
それを紹介していきます!
大前提★
そもそもの大前提として
※自分の好きな機体(キット)を作ろう!
ネットで検索していると、おすすめキットまとめ!みたいなのを見かけますが(それが悪いわけじゃないよ!)
他人におススメされたキットよりも、自分の好きなキットを作るのが一番です
【自分が好きなキットを作る方が良い理由は】
・作るモチベが上がる
・失敗をリカバリーしたくなる
・好きなキットだからこそ改造ポイントが見える
こんなところです。
一つずつ解説していきますね
◆モチベーションの維持について◆
他人におススメされたキット、という理由でガンプラの改造を始めると、
モチベーションが続かなくて未完成のまま放置してしまう可能性があります
時間がかかるガンプラ改造では、モチベーションの維持というのは、最優先事項です。
自分の大好きなキットを改造することで、
モチベーションを維持することが出来るようになるので、たとえ改造しにくいキットでも
自分の好みのモノを選んでください!
◆リカバリーについて◆(超重要!)
自分の大好きなキットだと、改造に失敗したポイントがあっても、
リカバリーしてあげたくなります。
(自分の好きなキットが、自分の改造のせいでカッコ悪くなってしまったら、それを修正してあげたくなりますからね!)
これはかなり重要なことで、ガンプラの改造において
失敗のリカバリーというのは、いちばん身に着けておきたいスキルだったりします
プロモデラーだろうが、絶対にっ!確実にっ!失敗はするものです。
なので失敗のリカバリーというのは避けて通れない道だったりします
※逆に言えばリカバリーがメチャメチャ上手い人がプロモデラーになっている!と言ってもいいかもしれません
◆改造ポイントについて◆
自分の大好きなキットだと、この部分はこうしたい!等、色々なことが見えてみます。
自分がそこまで好きじゃないキットの場合は起きない現象です。
色んな個所に手を加えたいという事は、色んな改造の技法を使う事になる、
そうなると技術が上がる速度が段違いに早くなりますね。
◆自分の好きなキットを改造するという事は、かなりのメリットがあることが分かったと思います。
失敗を恐れずに自分の大好きなキットを改造していきましょう!
HGよりMGが改造しやすい!
ガンプラ改造を始める前に知っておきたいこと、その2は
◆HGよりMGの方が圧倒的に改造しやすい◆
これは覚えておくといいです!
【MGが良い理由は】
・内部フレームと外装が別パーツ
・パーツが大きいので改造しやすい
・成形色で色分けがされている
こんなところです
※解説!
◆内部フレームと外装が分かれている強み
改造するにおいて、内部フレームと外装が別パーツになっているのはメチャメチャありがたいことです。
HGの場合、カットしたい場所やパーツを埋め込みたい場所などに可動軸を仕込まなくちゃいけないことがあり、そのせいで制限を受けてしまうことが非常に多いです。
MGなら外装部分だけを改造することが出来るし、改造後の組み立ても楽に行えます。
一つの外装を真っ二つにパーツ分割するなど、
大胆な改造に耐えることが出来るのがMGの強みですね
◆MGはパーツが大きい
さらに、HGよりも一つ一つのパーツが大きい事もMGの強みです。
HGの改造だと米粒に字を書くような繊細な作業が必要になってくることがあるのですが(ちょっと大げさかも?)MGだとパーツがHGよりも大きいので改造が少し楽になります
◆成形色でのパーツ分けが多い
MGはHGよりも最初から色分けされているパーツが多いので、
パーツごとにピンポイントで改造をすることが出来ます。
HGだと外装部分とバーニアが1パーツで成形されていることがあったりしますが、MGだと別パーツになっていることが多いので、バーニアだけピンポイントで改造出来たりします
塗装する場合でもマスキングの手間が少なくなったりと、MGは改造するのにメリットが非常に多いです
◆RGはどうなの?
※RGもフレームと外装が別になっていますが、大きさがHGと同じで小さいので、やはりMGの方が改造しやすいです
◆HGとRGならどっちが改造しやすい?
これは結構むずかしくて、RGはキットによってギミックのせいで強度が無かったり、パーツ分けが細かすぎて逆に改造しにくくなっているパターンがあるので、キット次第ではHGのほうが改造しやすいという事があったりします。
RGを改造したという場合はキットのレビューなどをしっかりと見て、キットの弱点を理解したうえで改造を始めることをオススメします!
連邦系の方が改造しやすい!
連邦系キット、ジオン系キットなら
※改造しやすいのは【圧倒的に連邦系キット】
理由としては平面より曲面の方が改造しにくいから!
連邦系キットのパーツは平面のモノが多いですよね。ジオン系キットは曲面がおおいです
▼曲面のパーツは
・スジボリがしにくい
・プラ板や改造素材が貼りにくい
・ノコギリが真っすぐ入らない
・新規パーツが作りにくい
等、改造するにあたってデメリットが多いです。
◆スジボリがしにくい
改造としてスジボリの追加を行うときはスジボリのガイドテープやプラ板のガイドを使うことが多いですが、ジオン系のパーツの曲面にはプラ板のガイドが貼りにくい
(曲面なので貼り付けた時、端っこが浮いてしまう)
や、ガイドテープが曲面に追従してくれない等、かなり不都合なことが多いです。
◆プラ板や改造素材が貼れない(貼りにくい)
プラ板やディテールアップパーツ、改造素材などをジオン系の曲面に接着しようとしたら、
端っこが浮いてしまうので、非常に見栄えが悪くなってしまいます。
それを修正しようとしたら、かなりの労力を費やさなきゃいけなくて、
コレはかなりのデメリットですね
◆ノコギリが真っすぐ入らない
ジオン系のキットのパーツをカットしようとノコギリを当てても、
曲面のせいで何処が切れる場所なのか分かりづらい場合があります。
(切り取ってみるとナナメに連れてしまっている事が結構あります)
◆新規パーツが作りにくい
ジオン系のキットのパーツに合わせて、
曲面の新規パーツを自作する場合はかなりの手間がかかってしまいます。
平面のパーツはプラ板を組み合わせて比較的かんたんに作れたりしますが、
曲面のパーツはプラ板を曲げて作ったり。
パテを固めてから削り込んで整形して曲面を出さなければいけません、
これは平面のパーツつくりの何倍もの労力が必要になってきます
▼理由としてはこんな感じです。
ただし、改造初心者がジオン系を改造してはダメな訳じゃなく、自分が好きならジオン系の改造に挑戦したほうが良いです。好きなキットを改造する喜びはすべての苦労を超越してきます。
古いキットよりも新しいキット!
古いキットよりも新しいキットの方が、圧倒的に改造しやすいです。
理由としては、新しいキットは成形色でのパーツ分けが比較的しっかりしていることが多いからです。
やはりパーツ分けが多いほうが断然、改造難易度が優しいので、例えば同じ機体を買うときでも新しいキットを買う方が良いです
◆昔のキットのザクⅡよりも最近のザクⅡを買うほうが良い!
合わせ目の処理の観点で言っても、最近のキットだと合わせ目がスジボリのデザインとして処理されている場合が多いので、改造する時にかなり楽になります。
最後に補足
※今回の記事の内容が、必ず当てはまる訳じゃありません
改造しにくいMGや、改造しやすいジオン系。
MGよりも改造しやすいHGも存在すると思います。
ジオン系の改造の方が得意な人もいるだろうし、メチャメチャ古いキットの改造に楽しみを見出す人もいると思いますなので、この記事の内容を参考にしつつ、自分の個性を出せるキットを探してみてください!
◆まとめ
大前提として、自分の好きなキットを改造!
HGよりもMGの方がパーツ分けが優秀なので改造しやすい
RGはキットによっては改造が困難
曲面の多いジオン系よりも連邦系の方が改造に有利
古いキットよりも新しいキットの方が改造しやすい