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【市原市】牛久のまちの魚屋さん「鮮魚木村」さんが10/30で閉店しました。

nori地域ニュースサイト号外NETライター(市原市)

内陸のお魚やさんは、とっても貴重ですね! 市原市のちょうど中心に位置する、小湊鐡道上総牛久駅周辺にある牛久商店街。その中の一軒である「鮮魚木村」さんが2022年10月30日で閉店をするという情報をいただき、滑り込みセーフでお刺身盛り合わせを買い求めに行ってきました。

「鮮魚木村」さんのお店の前には、製氷の「かけら」。市場からここまでご苦労して仕入れに行っている様子がうかがえますね。

お店に入るとひんやりとしていてノスタルジックな雰囲気が漂っています。開店した昭和38年(1963年)頃の「鮮魚木村」さんにはガラス戸がなく雨戸のみだったそう。雨戸を開けると魚を入れるショーケースが並んでいたそうです。お話をしてくださった2代目ご店主さんが30年ほど前に店内を改装したそうです。その当時から使用していた什器も年季が入っています。

南市原ということで少し海岸から離れている場所で58年間営んできた鮮魚店を閉めることになったということです。

ちょうど地元のお客さんが、お買い物をされていました。大量の荷物を抱えて閉店を惜しみながらお店を後にされました。

お刺身の盛り合わせを作っていただきました。店の中にある大きな冷凍庫から次々にお魚を出し、あっというまに出来上がり!

早速家に持ち帰りました。分厚い切り身でとっても食べ応えがありました。

これでもう「鮮魚木村」さんのお刺身は食べられなくなるのかと思うと、とても残念な気持ちになりました。

新しく生まれ変わる牛久の町の中で大切なお店が閉店してしまうことはとても寂しいですね。牛久商店街にあった「鮮魚木村」さんの存在をみなさんの心に留めておいてほしいと思いました。

●鮮魚木村●
市原市牛久1159
2022年10月30日閉店

地域ニュースサイト号外NETライター(市原市)

2019年より、市原市の情報をゆるゆると発信中。歌うことと書くことが好きなシンガーアンドライターです。

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