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【市原市】新しいお寺のカタチ「西光寺」さんの魅力をお届けします。

nori地域ニュースサイト号外NETライター(市原市)

普通の民家にしか見えない外観で、看板がないと通りすぎてしまいそうな「西光寺」さん。

看板裏の掲示板には、「西光寺チャンネル」・「はじめてのヨガ」・「みんなの寺カフェ」の文字が。。。

お寺さんの入り口は建物左側のようです。このレンガが積まれたものは何なのでしょうか? 益々謎が深まります。

入り口には立派な木彫りの看板がありお寺さんらしい佇まいを感じました。

階段もなくバリアフリーとなっている入り口から入るとこんな感じ。

お寺でワクワクするのも不謹慎な感じがしますが、遊具があったり明るい空間でほのぼのしています。お話を伺ったのは「浄土真宗本願寺派 西光寺」の副住職である吉弘一秀さん。京都の大学で仏教を学んだ吉弘さんは、現代のこども達に楽しい経験をしてもらいたいとお寺を使っていろいろな地域交流をすることを考えたそうです。

(画像提供 西光寺様)
(画像提供 西光寺様)

ご近所のこども達に声をかけ「子ども会」を開催し、「仏教紙芝居」というこども達にもわかりやすい法話を盛り込んだ紙芝居を自身で制作し、読み上げるという活動を開始。同時にイタリアン料理店でのアルバイト経験を生かして「ピザ焼き体験」等のワークショップを始めました。

(画像提供 西光寺様)
(画像提供 西光寺様)

お寺の入り口に積まれたレンガはなんと! ピザ窯だったんですね。他にも「蕎麦作り」・「勾玉作り」・「線香作り」などなど子供たちのお休みに合わせて季節ごとにワークショップを企画し、実行してきました。お寺で用意したり地元の団体さんの美味しい昼食付きのイベントでも会費は大人が500円でこどもは無料。「子ども会」から始まったこの企画はお子さんから高齢の方まで参加できる「みんなの寺カフェ」に変わっていったそうです。

コロナ禍で集まることが出来なくなってからは、檀家さんに向けて「お経の配信」や「仏教紙芝居」の配信を始めたそう。仏教紙芝居の配信では英語字幕を付け「より多くの人に仏教の面白さを伝えたい」と脚本、制作、ナレーション、編集を全て吉弘さんが行っているそうで多才さにビックリです。

(画像提供 西光寺様)
(画像提供 西光寺様)

1年前からイベントも再開し、毎月第1.第3.第5火曜日には、お経とミニ法話から始まる「はじめてのヨガ@西光寺」が開催されていますよ。

(画像提供 西光寺様)
(画像提供 西光寺様)

2024年初の「みんなの寺カフェ」は「二胡コンサート」だそうです。1月13日に開催されますので、気になる方は問い合わせをしてみてくださいね。

阿弥陀如来像に見守られながら、子どもから高齢者、障がいの有無を問わず参加できる西光寺さんの主催するイベントで知らず知らずのうちに仏教に親しむことができますよ。 公式ホームページでは「一日一法話」などもあるのでのぞいてみてくださいね! YouTubeの「西光寺チャンネル」ではご自宅での勤行に役立つ動画や自分の行いにはっとするような仏教紙芝居がたくさんあるので、こちらもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

●浄土真宗本願寺派 西光寺●
千葉県市原市根田723−1
0436-22-7412
公式ホームページ

地域ニュースサイト号外NETライター(市原市)

2019年より、市原市の情報をゆるゆると発信中。歌うことと書くことが好きなシンガーアンドライターです。

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