【足立区】<今年も中止>足立の花火大会は、3年連続中止になりました
足立区の夏の一大イベントの一つでもある、「足立の花火」。
関東近郊で開催される花火大会の皮切りでもあった「足立の花火」は、毎年本格的な夏の始まりを知らせる合図の一つでもありますが、今年2022年も中止となり、3年連続での中止が決定してしまいました。
とても残念でなりませんが、コロナ禍以前とはガラッと変わったさまざまな管理体制をしかなければならないということもあり、花火大会そのものの運営の他にも、近隣のエリアに与える影響も大きく、開催がとても難しいということも理解できます。
もう3年も花火を見ることができていないのかと、寂しい気持ちを払拭すべく、過去の「足立の花火」がどんな様子だったか、振り返ってみました。
荒川の土手へ続く住宅街の中の細い登り道は、たくさんの人で埋め尽くされていました。
土手にたどり着く手前の千住五丁目付近の道路は、建物の間からあがる花火を眺める人で埋め尽くされていました。浴衣姿の方やかき氷の露店など、夏の始まりを感じさせるイベントでした。
北千住駅から荒川土手の上に行くまでには、「宿場町通り」の混雑を抜けて、裏道を使ったとしても1時間以上はかかっていました(夕方18時ごろ)。土手の上まで辿り着いたとしても、流れる人や座って鑑賞する人でごった返しており、大人も子供も関係なく、たくさんの人たちがあらゆるシチュエーションで花火鑑賞をしていました。これを現在の状況に当てはめて開催することを考えると、大変困難であることは容易に想像がつきます。
来年はどうなるかわかりませんが、夏の風物詩でもある花火大会の開催を心待ちにしている人々がたくさんいる中で、コロナ禍に適合した花火大会が開催されることを願うほかありません。