【仙台市】2022年2月22日はSUPER猫の日！　保護猫シェルターおうちにおいで。を知って欲しい

地域ニュースサイト号外NETライター（仙台市）

2022/2/22(火) 20:30

11月1日が犬の日とくれば、2月22日はもちろん猫の日！
毎年2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせから猫の日と呼ばれていますが、1987年に制定された猫ちゃんのための正式な記念日なのです。
そして2022年2月22日は、2が5つもゾロ目となるSUPER猫の日！！
猫ちゃんも、そして猫ちゃん好きな方も、どこかソワソワしてしまう日のはず。

JR仙台駅東口から徒歩圏内の街中に、一般的な「猫カフェ」とは一線を画す「保護猫シェルターおうちにおいで。」という猫カフェを見つけたのでご紹介いたします。

こちらは人気タピオカ店「ブルームーン13」にお邪魔した際に初めて知った施設です。
タピオカ屋さんの店内にハンドメイドの小物雑貨が置いてあり、何気なく見ると「売り上げは全て保護猫達の為に使わせて頂きます。」との文言が。

ブルームーン13の店長にお話を伺うと、近隣に「保護猫シェルターおうちにおいで。」という野良猫（地域猫）の保護施設兼猫カフェがあり、そこの雑貨の委託販売も請け負っているとのこと。
一気に関心が高まり調べてみたところ、そちらにいる猫ちゃん達は、もともと保護された野良猫（地域猫）達で、里親さんを見つけてもらうための出会いの場となっているそうです。
この「保護猫シェルターおうちにおいで。」を運営するのは、猫のためなら労力を惜しまず猫ちゃん達の殺処分やむやみな繁殖を抑えるために日々活動されているボランティア団体の方々でした。
そして陽気なタピオカ屋さんは、そのスポンサー＆協力企業となっていたわけです。

保護猫シェルターおうちにおいで。について

施設内で過ごしている猫ちゃん達は、一般的な猫カフェとは違い、商用としてのブランド品種の猫ちゃんたちではありません。
飼育崩壊現場から救出された猫やもともと野良猫で保護された猫など、様々な事情で集まった保護猫達が過ごしているのだそうです。
そのため、人馴れしている子ばかりではありませんが、「もう一度人間を好きになってみようかな」と頑張っている猫ちゃんも多いはず。
施設の場所は、宮城野通沿い「第一さくらビル」６階です。

エレベーターを降りるとすぐ目の前が下足置き場となっております。

こちらが「おうちにおいで。」の入口。

利用者は、１時間1,000円（税込み1,100円）の協力金をお支払いし、施設内の猫ちゃんたちと自由に触れ合うことができます。
その協力金は、お店の利益にはほぼならず、猫達のご飯代やトイレ砂代などの生活費、暖房などの施設維持費、保護活動の活動費に充てられるそう。

人間用のドリンクは、自動販売機でお好きなものを購入するシステムのようです。
こんな一風変わった猫カフェで、見つめ見つめられ、甘え甘えられ、猫ちゃんが寄ってきてくれたら膝にのせたり撫でてみたりと、思う存分のもっふもふと猫ちゃん特有のツンデレを味わってみてください。

利用料金

１時間：1,100円
フリータイム：2,750円
延長30分：550円

猫ちゃんのおやつは220円で購入可（1日10食限定）。
また、細菌感染防止のため、裸足やストッキングでの入店は不可だそうです。
靴下着用必須です（靴下は170円で購入可）。

営業時間

13時～20時（19時受付終了）

定休日

月曜日

そして、気に入った猫ちゃんがいた場合、きちんと手順を踏めば里親になることも可能です。
その際にはスタッフさんにその旨をお伝えし、直接詳しいお話を聞いてくださいね。

里親になるまでの流れは以下の通りです。

お気に入りの子を見つけます。
スタッフに里親希望であることを伝えましょう。
アンケート記入（要身分証提示）。
即日連れ帰ることはできないので、猫ちゃんを迎え入れる準備を整えましょう。
協力団体の方より連絡がいき、後日自宅訪問があります。
迎え入れる準備が整いましたらトライアル（１～２週間）開始です。
家族や先住猫とかに問題ない場合にのみ正式譲渡となります。ワクチン代や去勢避妊手術代など、この時点で精算となります。ワクチン代や去勢避妊手術費用は病院の明細がありますのでご安心を。
楽しいにゃんにゃんライフが始まります！

また、「あしながさん（推しニャン）制度」というものもあり、こちらは、推し猫が無事里親に貰われて幸せになるまでを応援するという制度だそうです。
「気に入った猫が居るけれど飼える環境にない」という方はぜひこちらを！