ご麺ください！お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

外出したくない、行列に並びたくない、子育てや遠方でお店に行けないなどの悩みを持つ皆様をメインに"お店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」"をご紹介しています。

今回は、日本一のラーメン店と呼び声が高く、セブンイレブンでも監修商品を展開し名を馳せている『らぁ麺 飯田商店』の飯田将太店主も衝撃を受け絶賛する『佐賀ラーメン いちげん。』の「佐賀ラーメン（食べ比べ！佐賀一番摘み海苔付）」をお取り寄せしたのでご紹介します！

■『佐賀ラーメン いちげん。』とは

佐賀県佐賀市川副町にあり、佐賀ラーメンの歴史を紡ぐ「らーめん もとむら（旧 一休軒 鍋島店）」で修業を積み1998年に創業され、今年初刊行された「TRYラーメン大賞 全国版」でも佐賀ラーメンの王者と評され、数々の受賞歴も持つ人気店。

全国のラーメン職人がこぞって訪れるほどで、前述のとおりラーメン業界のトップを走る「らぁ麺 飯田商店」の飯田将太店主もその味に惚れ、今回の商品にも付いている「海苔」に至っては、自らのお店でも提供されるキッカケになったほどです。

■開封・調理

スープ、麺（120g）、チャーシュー（2枚）に加え、

海苔（干し＆焼き）のラインナップ。
海苔は、大人の顔を覆いつくすほど1枚が大判サイズです。

光に当ててみます。左が「干」、右が「焼」。
焼くことで緑系の色に変化するようで、香りにも差があるように思います。

店主の佐賀弁にほっこりする丁寧な説明書に沿って、麺をゆで、スープ・具材を湯煎すること約10分で完成。追加で白ネギ、卵黄をトッピングしました。

こちらが完成品。
九州豚骨系らしい豚骨臭がぶわっと漂います。海苔は4分の1にカットしました。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食！

■実食

スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】

豚骨臭からは想像できないほど、さらりと飲みやすく濃厚でも後味スッキリ！

豚骨といえばクリーミーさが先行して押し寄せるタイプが多いですが、その逆。ガツンとパンチのある旨味が際立ち、ホッとする優しいまろやかさが後から共存してくる絶妙なバランスのスープ。

うすくち醤油と塩のみで味を調えていて、余韻は引き締まった後味。雑味やしつこさも全くありません。むしろ、飲み続けてしまうほど飽きないです。

麺【細☆★☆☆☆太】

スープの旨味&塩気と見事に調和！

九州豚骨といえば細麺のイメージが強いですが、佐賀ラーメンは比較してやや太めで柔らかなのが特徴。麺肌はなめらかで口当たりがよく、噛み締めれば低加水系の粉っぽさもあるパンのようなモチーっと食感。主張しすぎない小麦の風味で、スープと完璧に手つないできます。

生卵も割って麺に絡めます。

まろやかなコクがスープと相性バツグン！

パンチのあるスープがゆえに、このコンビネーションは脱帽もの。すき焼きに生卵レベルで合う。

チャーシュー

優しい旨味と甘味のノスタルジックな仕上がり！

赤身のタンパクな旨み、脂身の優しい甘味と肉本来の味わいをダイレクトに楽しめます。薄切りで食べやすく、スープと交わりやすいのもGOOD。

海苔

いよいよ、もう１つの主役を。
30秒〜1分スープに浸して食べるのが「いちげん。」流。座してじっと待つ。

時間になったので、先攻は干し海苔から。

海苔の香りが上品で濃い。普通の海苔と風味のレベルが段違い！

スープをがっつり吸っているのに歯ごたえは残ってます。噛み締めるほどに、海苔の濃厚で上質な香り高い味わいがぶわ～っと広がります。

後攻の焼き海苔。

干し海苔に比べて焼いた香ばしい風味があり、さらにとろける！

海苔の風味の濃厚さはどちらも同じ。ただ、こちらのほうが香ばしい。焼くことで全体の密度が和らぐのか、口に入れればとろけていく感じでした。

■まとめ

『佐賀ラーメン いちげん。』の「佐賀ラーメン（食べ比べ！佐賀一番摘み海苔付）」とのご対麺はどうでしたか？

その一杯の味わいは、さらりとした見た目に反して旨味のパンチがガツンとありつつ、ホッとする優しいまろやかさも併せ持つスープを主役に、柔らかめの麺、ノスタルジックなチャーシュー、2種類の上質な風味の海苔と全てが調和した王者の貫禄を見た一杯でした。

それでは、ごち麺でした！