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岐阜県のご当地ラーメン屈指の行列店!70年以上も愛される中華そばをお取り寄せ実食

にゃいパパおうち/お取り寄せラーメン愛好家

ご麺ください!お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

ラーメンは好きだけど「外出は面倒」「行列に並びたくない」「おうちで手軽に食べたい」「遠くて行けない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか?そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は『楽天ふるさと納税』にて岐阜県飛騨市の返礼品としてお取り寄せした、『豆天狗』の「中華そば」をご紹介します。

■『豆天狗』とは

岐阜県高山市に本店があり、昭和23年(1948年)創業の古い歴史を持つ、地元民や観光客からも愛されるご当地ラーメン「高山ラーメン」屈指の行列店です。余談ですが、ネット情報だと飛騨高山では「そば=ラーメン」というほど馴染みがあり、一般的なそばは「生そば」や「日本そば」と注文するようです。

■開封・調理

中身は冷凍の麺(100g)、スープ、チャーシュー、メンマのラインナップ(1食分)。麺は博多豚骨ラーメン級の細さながら、ちぢれもあるという珍しいタイプ。

原材料、栄養成分表示はこちら。

付属の説明書に沿って、スープ・具材を湯せんし、麺をゆでれば約10分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は1分、追加で刻み長ネギ、海苔をトッピングします。

こちらが完成品。中華そば定番のトッピングで整えられたシンプルな風貌。濃い醤油と魚介系の昔ながらの中華そばを彷彿とさせる香りが漂ってきて、心を躍らせてくれます。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食!

■実食

スープ【あっさり☆★☆☆☆こってり】

醤油が主役の存在感で風味と甘味が際立つ、あっさりなのにコク深い味わい。

一般的なラーメンはスープとタレを丼で合わせることが主流ですが、高山ラーメンは炊いたスープの釜の中に醤油やみりん等を直接いれて味付けをするのが特徴。その技法もあってか、他と比べて醤油が主役の存在感。決してしょっぱいわけではなく風味と甘味が際立つバランス。下支えとなる出汁は、ほっこりとしてあっさりとした鶏ガラの旨味が先行し、徐々に豚骨・野菜・乾物等のコクが余韻を彩っていきます。醤油のキレはあまりなく風味と甘味が強いので、コクがかなり濃厚になっています。ここが他との大きな違いに感じます。

麺【細★☆☆☆☆太】

スープとの一体感が驚愕。歯切れが良く、麺と馴染む低加水麺。

あまり出会ったことのない細麺のちぢれタイプ。軽快にすすってみれば、驚かずにはいられないほどスープが絡むというより合体したのかというほどレンゲで飲む味と変わらない一体感。噛み締めれば、低加水タイプならではのパツっと歯切れの良い食感。咀嚼するほどにさらにスープと麺の旨味と風味が一体化し、味わいが昇華していきます。

チャーシュー

薄味でノスタルジックな仕上がり。このスープにお似合い。

まんまるのバラチャーシュー。昔ながらという言葉が似合う味付け。噛み応えも残っていて、咀嚼するほどに赤身のタンパクな味わいと脂身のこってりとした味わいが融合していき、ラーメンらしい食べ応えを強化してくれる欠かせない存在感です。

メンマ

こちらも薄味の優しい味わい。コリシャキの心地よい咀嚼音が鳴り響く。

チャーシューと同じくノスタルジックな仕上がり。このラーメンにこのメンマありという感じで、相性バツグンな味付けでした。

■まとめ

『豆天狗』の「中華そば」とのご対麺はどうでしたか?

その味わいは、醤油の風味と甘味が主役となり、鶏ガラや魚介で下支えするほっこり安心感のあるスープ。そのスープが一体化したかのようなレベルで絡みつく歯切れの良いちぢれ細麺と、他の醤油ラーメンとはひと味違う一杯でした。

それでは、ごち麺でした!

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おうち/お取り寄せラーメン愛好家

通販・お取り寄せがメインのラーメン愛好家。育児・コロナ禍の影響でラーメンを目的とした外食から遠のく中、ふとしたキッカケでお取り寄せラーメンと出会い瞬く間に虜になる。同じ境遇の方々を中心にお取り寄せラーメンの魅力を拡げたいと、2021年11月より「にゃいパパHOME麺ブログ」の運営を開始。TBS「熱狂マニアさん!」等、TV・ラジオ出演。お一人でも、お取り寄せラーメンを食べてみたいというキッカケになれますように!

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