お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

いまは自分にできることを続けたいと思います。どうぞ、ご理解ください。それでは、本題に入ります。

ラーメンは好きだけど「外出は面倒」「行列に並びたくない」「おうちで手軽に食べたい」「遠くて行けない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか？そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は2024年の麺始めとして、元旦の朝ラーに『らぁ麺 飯田商店』の公式通販からお取り寄せした「鶏出汁醤油らぁ麺」をオリジナルで正月トッピングverにして食べてみたのでご紹介します。

■『らぁ麺 飯田商店』とは

神奈川県足柄下郡湯河原町にあり、業界最高権威「TRYラーメン大賞」での殿堂入りや、同業者が選ぶ「Japan Best Ramen Awards 2022」にて1位選出、全国のコンビニ等でも監修商品を多数展開するなど、ラーメン界を代表する超名店です。

■開封・調理

冷凍された麺（140g）、スープ、チャーシュー、メンマのラインナップ。

原材料、栄養成分表示等はこちら。麺のゆで時間も書かれています。

また、今回はお正月なこともあり『飯田商店』さんと交流の深い佐賀ラーメンの名店『いちげん。』さんから「佐賀一番摘み海苔」も別でお取り寄せしておいたので、トッピングに使います。

付属の説明書に沿って、スープを湯せん、具材はぬるま湯で温め、麺をゆでれば約15分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は2分30秒弱、追加トッピングは佐賀一番摘み海苔（焼）、九条ネギ、紅白かまぼこ、ゆで餅でお正月verにアレンジします。

こちらが完成品。澄み切ったクリアな醤油色。たっぷりの鶏油が美しく照り輝いたスープからは、濃厚で芳醇な鶏の香りが漂い鼻腔をくすぐってきます。既に一口飲んだのかと錯覚するぐらい圧倒的に豊かな香り。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食！

■実食

スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】

鶏の澄んだ濃厚な旨味と、たっぷり鶏油の香り高さに圧倒される。

鶏と水で炊かれたスープは、鶏の旨味をどストレートに堪能できる味わい。見た目の想像を遥かに超える濃厚で上品な出汁の旨味と、たっぷりの鶏油の芳醇すぎる香り高さが深いコクと共に広がり、口も鼻も至福の境地に誘ってくれます。醤油のキレもビシッときいていて豊かな風味もセットで存在感を発揮するバランス感です。

麺【細☆★☆☆☆太】

極限にしなやかでなめらか。プリプリの瑞々しさを誇る麺はまさに名店の味。

『飯田商店』さんといえば、個人的にはこの麺が象徴的。ラーメンの鬼と呼ばれた故・佐野実氏の『支那そばや』の麺に惚れた飯田店主が作り上げた、箸で持つだけで究極にしなやかで瑞々しさのわかる中細麺。すすってみると、極めてプリプリな麺肌はなめらかでツルッツル。噛み締めれば、この細さながら張りのある弾力を堪能できます。馴染んだスープの特に醤油のキレが顔を出し、小麦のスマートな風味と手をつないで美味さが拡張していきます。

■チャーシュー

肉肉しいタンパクな味わいと、ほのかな薫香が楽しめる上品な一品。

吊るし焼きと思われるチャーシューで、メインは赤身の肉肉しい旨味。ジューシーさが残りつつ、噛むほどに吊るし焼きらしいほのかな薫香も徐々に香ってきます。若干の脂身もあり、ほどよくこってり感も楽しめるバランス感です。

メンマ

上品な和出汁の旨味に、麻竹の風味が豊かに残る仕上がり。

ジューシーでやわコリな食感を楽しみながら咀嚼していくと、にじみ出てくる上品な昆布や魚介の和出汁の旨味と醤油の風味が広がります。さらに、徐々に麻竹そのものの存在感が増していき、飲み込むのが惜しいとも思える風味が鼻からゆっくりと抜けていきます。

佐賀一番摘み海苔（焼）

スープに全く負けることのない、豊かで香り高すぎる海苔の風味が至高。

鶏水系の醤油スープとも相性が良い。海苔が主役でスープがサブというバランス感になる、驚きの海苔の濃厚な風味を味わえます。

紅白かまぼこ＆ゆで餅

まさか…こんなにお餅がマッチするとは思っていなかった。

正直、お正月なので勢いでやってみたオリジナルトッピングだったのですが、驚くほどスープとゆで餅の相性がバツグンで、もっとたくさん入れればよかったと思うぐらい美味しかったです。お取り寄せならではのアレンジなので、興味のある方は試してみてください。

■まとめ

いかがだったでしょうか？

その味わいは、澄み切った色からは想像できない濃厚な旨味の鶏出汁に、芳醇な鶏油の香りで圧倒されるスープ。極限にしなやかでなめらかな瑞々しい中細麺に独自トッピングのお餅も相性バツグンな、ラーメン界を代表する名店の一杯でした。

今年も皆様の良いラーメンライフのお手伝いができますように。

それでは、ごち麺でした。