ご麺ください！お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

人気店のラーメンを食べてみたいけど「遠くて行けない」「行列に並びたくない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか？そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回はラーメン通販サイト『宅麺.com』より、『特級鶏蕎麦 龍介』の「龍介つけ蕎麦」をお取り寄せしたのでご紹介します。

■『特級鶏蕎麦 龍介』とは

茨城県土浦市にあり、茨城県の人気店『つけめん・らーめん活龍』の味に惚れ、同店で修行した浅野店主が、茨城屈指の濃度を誇る濃厚鶏白湯魚介スープで連日行列を作っている人気店。2022年には10周年を迎えています。2023年12月に人気番組「行列のできる相談所」の第4回地元麺GP企画にて、人気ラーメンYoutuberのSUSURUさんが紹介したことで話題になったことも記憶に新しいです。

■開封・調理

冷凍された麺（250g）、スープ、具材（鶏チャーシュー、メンマ、柚子皮）のラインナップ。

原材料はこちら。

栄養成分表示はこちら。

付属の説明書に沿って、スープ・具材を湯せんし、麺をゆでれば約15分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は10分、追加で刻み玉ねぎ、海苔をトッピングします。

こちらが完成品。茶色づいた麺には全粒粉と思われる粒々が練り込んであり、特有の芳ばしい香り。スープは鶏の濃厚な香りと共にほのかな魚介の香りもしています。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食！

■実食

麺【細☆☆☆☆★太】

噛み応えのあるしっかりとしたコシに、全粒粉の香ばしさと余韻の塩味。

まずは麺をそのまま。つけ麺といえばな極太麺ですすり心地はよく、噛みしめてみれば表面はプリっとして芯には強いコシのあるモチっとした食感。咀嚼するほどに決して強すぎない全粒粉の香ばしさが鼻からほどよく抜け、徐々に塩味が顔を出してきます。麺自体にもしっかりと味があるという印象。

スープ【あっさり☆☆☆★☆こってり】

臭み雑味ゼロの濃厚でクリーミーな鶏白湯の旨味と甘味を、魚介と醤油の風味が下支え。

お次はスープをそのまま。ぽってり粘度のあるスープを飲んでみると、魚介鶏白湯カテゴリではあるものの完全に鶏が主役なバランスの味わい。余計な臭みや雑味がない濃厚でクリーミーな鶏白湯の旨味に、つけ麺といえばな際立つ甘味がコクとなって押し寄せます。その後、追いかけてくるように魚介と醤油の風味が主張しすぎない程度に香り、こってりインパクトのある鶏白湯のくどさを和らげ飽きの来ない味わいに中和します。塩味も控えめ。

では、いよいよ麺とスープをご対麺させます。

スープの濃厚さに負けない麺の存在感で、互いを見事に高めあう至高のバランス。

濃厚魚介鶏白湯のつけ麺が好きな方は必食といえるレベルに完成されたバランス。同タイプで有名な「麺屋一燈」や「風雲児」と比べると魚介感は控えめですが、かなり鶏の旨味が濃厚。魚介の存在感も食べ進めるほどに効いてきて、最後まで箸が止まることなく食べてしまいます。

鶏チャーシュー

しっとりとしてムッチリとした弾力があり、柚子の風味がスッキリさを演出。

鶏×鶏の組み合わせなので、いわずもがな相性バツグン。タンパクながらジューシーさのある一品で咀嚼の満足度が高いです。柚子皮と同封されていた影響で柚子の風味も移っており、濃厚スープでまったりとした口をスッキリ爽やかにさせてくれるよい存在感が偶然にも好印象。

メンマ

ジュワっと溢れる甘味が際立つ和風出汁が絶品。

長いタイプの穂先メンマで、柔らかさが際立つ中にほんのり芯にシャキッと感。染み込んだ甘味が噛み締めるとジュワっと出てきて、素材そのものの香りと交わり、個人的に思わず天を仰ぐうまさでした。

■まとめ

『特級鶏蕎麦 龍介』の「龍介つけ蕎麦」とのご対麺はどうでしたか？

その味わいは、魚介鶏白湯のなかでも鶏が完全に主役。雑味ゼロの超濃厚でクリーミーな鶏の旨味と甘味際立つコクに、ほのかに香る魚介と醤油の風味が下支えとなるスープ。コシがしっかりで風味も強いスープに負けない極太麺に、柚子の香りが印象的な具材でスッキリ感もある一杯でした。

それでは、ごち麺でした！