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【香芝市】学校給食でもおなじみの手作り味噌「かしば香るみそ」の魅力を紹介

にゃんこWebライター(香芝市・広陵町)

少し前の話になりますが、10月に開催された香芝ウォークという、香芝市内の名所を歩くイベントに中学生の娘と一緒に参加しました。

そのイベントのゴール地点でふるまっていただいたお味噌汁がとてもおいしかったのです。

香芝ウォークでふるまっていただいた味噌汁です
香芝ウォークでふるまっていただいた味噌汁です

娘は言いました。

「このお味噌汁、給食に出るお味噌汁と同じ味がする!おいしい!」

後で知りましたが、この時にいただいたお味噌汁は香芝産の材料で作られた「かしば香るみそ」を使って作られていました。

このお味噌、香芝市内の小中学校の給食に出されていたのですね。

子どもたちは毎日、おいしい給食をいただいているのだとわかって嬉しくなったと同時にこのお味噌に興味を持ちました。

「かしば香るみそ」はどんなお味噌?

「かしば香るみそ」は「ふれあい朝市・香芝」の会員さんたちによって発案・製造・販売されています。

「ふれあい朝市・香芝」の会員さんの手作り

朝市の会員さんたちの間で、「朝市の名物になるものを作りたい」という話が持ち上がったのが、朝市発足2年目を迎える頃のこと。

会員の皆さんで知恵を絞って可能性を検討した結果、「味噌なら作れる」と。

さっそく商品化に向けて動き出しました。

途中、さまざまな試行錯誤がありつつも商品化にこぎつけることができ、「かしば香るみそ」が誕生しました。

会員さんたちは

・素材が香芝産であること

・昔ながらの製法で造ること

にこだわったそうです。

100%香芝産の完全無添加

お味噌の材料といえば大豆・米・塩ですね。

香芝産の大豆で作るために、会員の皆さん自ら大豆作りにも取り組まれました。

味噌づくりに必要な米麹ももちろん香芝産。香芝で作ったお米から作っています。

みそのアップです
みそのアップです

大豆風味豊かな、甘味のあるお味噌

このお味噌は、8か月と長めの熟成期間を取りつつ、じっくり熟成させて作り上げています。

お味噌がやや赤めの仕上がりになっているのは、熟成期間が長いため。

また、大豆と米麹の割合は大豆1に対して1.17の米麹で造られています。そのため、やや甘味があるお味噌になっています。

「Kashiba+(カシバプラス)」認定品

朝市の会員さんたちの努力と工夫と試行錯誤の末、完成したこのお味噌は、「Kashiba+(カシバプラス)」にも認定されました。

「かしばプラス」とは、香芝の奥深い歴史や地元素材を使用した食品・工芸品を広く発信することで、地域をより活性化しようと創設された地域ブランドです。香芝特産の食品部門、香芝の素材や工法を生かした工業・工芸部門、香芝の歴史や文化の無形部門を中心にブランド認定しています。(ふれあい朝市・香芝パンフレットより)

「かしば香るみそ」でみそ鍋しました!

朝市の会長さんにいただいた、みそ鍋のレシピを参考にみそ鍋を作ってみました。

レシピにある材料のほか、もやしや菊菜などの野菜、牡蠣やえび、たらなどのシーフード系を追加。

甘めの味付けが生きたおかげで、鍋だしとしてもとてもおいしくいただきました。

鍋のあとはうどんで〆たけど、さらにチーズリゾットにして〆ました。みそ鍋ってチーズを入れても合うんですね。

普段「鍋だと野菜ばっかりでお腹いっぱいにならない」とボヤいていた子どもたちも、Wメニューで〆た鍋料理に大満足。鍋のレパートリーがひとつ増えました。

このお味噌は500g入って税込500円。「ふれあい朝市・香芝」で購入可能です。

「かしば香るみそ」販売場所

ふれあい朝市・香芝
(香芝市下田西1丁目9-31)
開店日 火・木・土・日
※年末年始やお盆の営業については別途発表あり
開店時間 8:00~11:55

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Webライター(香芝市・広陵町)

高校生男子1人と中学生女子1人の子持ち(一番上は今春就職し独立)。本と歴史、古民家と食べることが好きなWebライターにゃんこです。グルメ記事の参考までに⇒胃袋の容量は男子高校生並。家族が食べるスイーツの担当はドラフト会議で決めます。香芝市と広陵町の”えぇとこ”を探して発信していきます。

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