副腎ってなに?どんな働きをしているの?
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です♪
本日は副腎(ふくじん)についてお話していきます!
【副腎とは】
副腎は腎臓(じんぞう)の上にある小さな臓器です.
腎臓は左右に1つずつあって、
副腎も左右に1つずつあります!
重さは5~7gとなっているので…1円玉5~7枚分ですね
内臓器は、体の表面にはないので
なかなかイメージしにくいですよね…
なので物に例えて覚えていくと記憶に定着しやすいです♪
僕が運営しているオンラインサロンでも
【例え】をよく取り入れています!
↓例えば食道の長さについて↓
【副腎をもっと細かく】
副腎をさらに細かくみていきましょう!
副腎は…
●表面の副腎皮質(ふくじんひしつ)と
●深層の副腎髄質(ふくじんずいしつ)に分けられます。
皮質と髄質では成分が異なります。
これも例えるなら、あんパンみたいなイメージ!
あんパンも皮(皮質)とあん(髄質)では成分が違いますよね!笑
図のようなイメージをもっておきましょう♪
【副腎の働き】
副腎は「内分泌腺」といってホルモンを分泌する臓器です!
腎臓の上にありますが、
腎臓とは違った働きをするので、
間違えないように注意しましょう。
副腎皮質
副腎皮質から分泌されるホルモンは…
●アルドステロン
→血圧の調節など
●コルチゾール
→糖代謝など
●アンドロゲン
→男性ホルモンの総称
副腎髄質
副腎髄質から分泌されるホルモンは…
●カテコールアミン
心臓の収縮力を増大など
このように皮質と髄質で、分泌されるホルモンが違います!
【副腎皮質機能低下症】
副腎皮質機能低下症は、
副腎皮質から放出されるホルモンが不足した状態です!
ざっくりと3つの種類に分けることができます。
①原発性
副腎の病変によって、副腎皮質からのホルモンの分泌が低下してしまうのが原発性!
※後天性と先天性があるっ。
②続発性
副腎皮質ホルモンは、
視床下部や下垂体からの指令の繋がりがあって、放出されます。
なので、視床下部や下垂体の病変によって、
副腎皮質ホルモンが不足してしまうことがあります。
これが続発性!
③医原性
長期的なお薬の投与によって、
副腎が萎縮してしまった結果、副腎皮質ホルモンが不足するのが医原性!
*症状*
症状としては、
食欲不振、体重減少、低血圧、脱水などがあります。
ただし、原発性や続発性など種類によって症状が異なります!
なので、
自己判断せずに、しっかりと病院で検査した上で、
お医者さんの指示のもと、治療を進めていくことをお勧めします。
【最後に】
ちょっと漢字の多い内容になりましたが、
副腎は、人が生活していく上で、とても大切な臓器です!
“身体のこと知る“というのは、
とっても大切なことなので、少しでも役に立てば幸いです♪
では、また次回の投稿でっ(・∀・)
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