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【姿勢の変化と腰にかかる負荷量】

ご覧頂きありがとうございます!

おがちゃん先生です♪

一言で姿勢!といっても…

●仰向けで寝転がる姿勢(仰臥位

●立ち姿勢(立位

●座る姿勢(座位

というように「姿勢」は色々とあります!

そして、今回はそれぞれの姿勢によって、

腰への負荷はどう変わるのか?をみていきましょうっ.

【いきなり結論】

姿勢によって、腰への負荷は変わり、

立位よりも、座位の方が腰への負荷が大きく、

前かがみ(猫背)になると、さらに負荷は大きくなる!

一言ですが、これが今回のざっくりとした結論です。

もう少し詳しく解説していきます。

【背骨について】

まずは、背骨について!

背骨は複数の骨が組み合わさって、構成されていて、

首は…頚椎(けいつい)

背中は…胸椎(きょうつい)

腰は…腰椎(ようつい)と名前がついている!

首(頚椎)と背中(胸椎)は、

捻る動きができますが、腰はあまり捻る動きが出来ません

このように、背骨の中でも特徴が異なるんですねっ!

【腰椎の特徴】

正常な場合、背骨はゆるやかなS字湾曲をしていて、

腰椎に関しては、前に湾曲してます前弯).

さらに、腰椎には上半身の体重負荷がかかるため、

首や背中に比べて、骨が大きい!

特に第5腰椎は、

背骨の中で、もっとも大きいですΣΣ(・ω・ノ)

【姿勢の変化と腰への負荷量】

通常、立位での

腰への負荷を〈1.0〉とします。

●仰向けの場合(仰臥位)

腰への負荷は〈約0.25〉で、

立位よりも負荷は少ない

●座位の場合

腰への負荷は〈約1.4〉で、

立位よりも負荷が大きい!

●立位&前かがみの場合

この場合、腰への負荷は〈約1.5〉で、

通常の立位や座位よりも負荷が大きい!

●座位&前かがみの場合

座位で、前かがみになると、

腰への負荷は〈約2.0〉で、

通常の立位よりも倍の負荷がかかります!!

それぞれの体重筋力によって、
どれくらい負荷がかかるのか?は差がありますので、
数値は一つの目安としてください。

【最後に】

このように腰への負荷は、姿勢によって異なり

前かがみになると、より負荷がかかるんですね( ..)

こちらが簡単なセルフケアです

ずーっとピシッと背筋を伸ばしている必要はありませんが、

猫背になると、腰への負荷は大きくなるので

意識的に気を付けてみてください♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

では、また次回の投稿で(@^^)/~~~

参考文献
〔1〕芝田 京子,井上 喜雄ら(2012).腰椎系における椎間板負荷の非侵襲的な推定法.日本人機械学会論文集
〔2〕中村隆一ら.基礎運動学.医歯薬出版株式会社(2003)

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