ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は…

「低カリウム血症」について解説していきます。

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低カリウム血症は、

血液中のカリウム濃度が基準値より低い状態。

具体的には、

血中カリウム濃度が3.5mEq／L以下で

「低カリウム血症」と診断されます。

ただし、

軽度の低カリウム血症では無症状な事が多く、

3.0mEq／L以下になると、筋力低下・しびれ・

不整脈などの症状が現れることがあります。

ちなみに低カリウム血症では、

アンモニアの産生が促進されるので、

肝臓が悪い方は注意が必要です。

肝臓が悪いと、アンモニアを解毒できず、

肝性脳症に繋がる可能性があります。

低カリウム血症の原因

原因は大きく以下の３つに分けられます。

もう少し、詳しくみていきましょう

カリウム摂取量の低下

摂取不足がかなり長期にわたることで、

低カリウム血症に繋がります。

カリウムが細胞内に移動

なんらかの影響で、カリウムが

血液中から細胞内にたくさん移動することで

低カリウム血症に繋がることがあります。

これはインスリン投与・リフィーディング症候群

・β₂受容体刺激薬などで起こることがあります。

カリウムがたくさん排泄される

これは下痢・嘔吐が原因の場合と、

腎臓で尿をつくる際に問題がある場合があります。

例えば、アルドステロンというホルモンが

過剰分泌される原発性アルドステロン症では、

カリウムの排泄量が増加して、

「低カリウム血症」に繋がることがある。

その他に、尿細管機能異常・利尿薬などの影響で、

カリウムの排泄量が増加することがあります。

治療に関しては、重症度にあわせて変わるので、

お医者さんと相談の上、進めるようにしましょう。

また別の記事では、カリウム濃度が高い状態の

「高カリウム血症」について解説していきます！

今回はここまでです。

参考になれば幸いです(@^^)/~

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【おがちゃん先生について】

・ウィルワン整体スクール卒
　(現リエイチ整体アカデミー)

・インスタグラムフォロワー1万人超

・整体スクール学科講師(沖縄県)

・解剖生理学オンラインサロン運営

・東京都麹町半蔵門にて整体活動中