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それ「ナトリウム不足」のサインかも!-低ナトリウム血症になるとどうなる?-分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「低ナトリウム血症」になると、

どんな症状が現れるのか?解説していきます。

ナトリウムの役割

ナトリウムは、主要なミネラルの1つで、

体内の水分バランスの調節や、筋肉の収縮・

神経の働き・血圧などに関与しています。

低ナトリウム血症とは?

血中のナトリウム濃度が、基準値より

低くなった状態(135mEp/L未満)を、

低ナトリウム血症」といいます。

しかし、なかには、

脂質異常症高血糖によって、"見かけ上"、

低ナトリウム血症となることもあります。

※今回は「低張性低ナトリウム血症」を中心に解説しています。

低ナトリウム血症の原因は?

低ナトリウム血症の原因は様々で、

大量の飲水・利尿薬・腎不全・

肝硬変心不全などがあげられます。

低ナトリウム血症になるとどうなる?

急性・重度の低ナトリウム血症では、

脳の神経細胞に影響し、頭痛・嘔吐・脱力・

痙攣・認知機能低下など様々な症状が現れます。

軽度の場合でも、歩行障害平衡バランス

障害をきたし、転倒のリスクが高まります

最後に

通常、健康な方であれば、

低ナトリウム血症にはなりにくいですが、

定期的に健診を受けておくことは大切です。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・医学情報科学研究所(2015):「病気がみえるvol.8,腎・泌尿器」第2版,メデュックメディア
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院
・富野康日己編(2015):「NEWエッセンシャル腎臓内科学」,第2版,医歯薬出版株式会社
・堀川宗之(2019):「見て読んで学ぶ人体解剖生理学」,改訂第2版,東興交易(株)医書出版部

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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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