【大腸がんになると現れる症状5選!】-その症状は"大腸がん"のサインかも?-
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おがちゃん先生です。
今回は…
"大腸がんになると現れる症状5選"
を紹介していきます。
大腸について
大腸は、小腸から続く長さ約1.5mほどの臓器で「水分を吸収して"便をつくる役割"」があります。
そして、大腸は大きく、盲腸・(上行・横行・下行・S状)結腸・直腸に分けられます。
ちなみに大腸がんは、日本人の場合、"S状結腸"と"直腸"にできやすいといわれています。
大腸がんとは?
大腸がんは、大腸の粘膜から発生するがんです。
良性のポリープ(腺腫)ががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するもの(デノボがん)があります。
大腸がんの危険因子として、家族歴・食生活の欧米化・喫煙・肥満・飲酒などがあげられます。
喫煙に関しては、大腸がんに限らず、食道がんや胃がんなど、他のがんの危険因子にもなります。
危険因子…病気の発生や進行の原因となる要素
早期の大腸がんでは、自覚症状はほとんどないことが多いですが、進行すると症状が現れます。
今回は、そのなかでも代表的な症状を5つ紹介していきます。
"大腸がんになると現れる症状5選"
①血便
1つ目は『血便』です。
血便というのは、便に血液が混じった状態です。
がんが大きくなってくと、血管を新生します。
そして、便が通過するときに、その血管に擦れることで出血が起きて、便に血液が混じります。
また、痔(じ)や胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどでも血便が起こることはあります。
②便秘・下痢
2つ目は『便秘・下痢』です。
大腸にがんが発生すると、便が正常に通過することができず便秘や下痢が起こることがあります。
また、便が細くなる(便柱狭小)事もあります。
今まで便秘や下痢はなかったのに、いきなりこういった症状が現れた方は注意しましょう。
③貧血
3つ目は『貧血』です。
①で、大腸がんでは便が大腸を通過するときに、出血が起こることがあると解説しました。
↓
このように出血が続くことで、めまい・立ちくらみなどの貧血症状が起こりやすくなります。
④体重減少
4つ目は『体重減少』です。
これは大腸がんに限らずの症状にはなりますが…
がん細胞は大きくなると、栄養を取られてしまい、体重が減少してしまいます。
もちろん"食事量が少ない"と体重は減りますが…
↓
適切な食事量を摂っているのに体重が減る。というのはがんが進行している可能性もあります。
⑤腹痛
5つ目は『腹痛』です。
がんが大きくなると、便の通過障害が起き、腹痛やお腹の張りなどの症状が現れます。
ここまでが、大腸がんが進行すると現れる"代表的な5つの症状"になります。
ただし、これらの症状に当てはまる方の"全員が必ずしも大腸がんである"とは限りません。
しかし、その"可能性"というのはあるので、早めに医療機関へ受診することをおすすめします。
最後に
大腸がんは、加齢や家族歴もかかわりますが、食生活の欧米化・喫煙・飲酒などの「生活習慣の乱れ」も危険因子となるので注意しましょう。
また、定期的に健康診断を受けることも大切なので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
では、今回はここまでです。
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おがちゃん先生について
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