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「腎臓が悪くなる」と「貧血」が起こる?-腎臓と貧血の関係を分かりやすく解説!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「腎臓」と「貧血」の関係を解説していきます。

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腎臓について

腎臓は、腰の辺りに左右1つずつある臓器です。

成人で長さ約10cm、幅約5cmでソラマメのような形をしています。

腎臓は泌尿器系の1つで、代表的な働きは「尿をつくること」ですが、

他にも血圧の調節ビタミンDの活性化エリスロポエチンの分泌などの働きもしています。

そして、今回解説する「貧血」に関係しているのは「エリスロポエチンの分泌」という働きです。

もう少し詳しくみていきましょう。

エリスロポエチンについて

腎臓から分泌される「エリスロポエチン」は、骨髄に作用して、赤血球の産生分化を促進する作用があります。

※赤血球…全身に酸素を届ける細胞

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腎機能の低下と貧血の関係

腎臓が悪くなるとエリスロポエチンの分泌が低下してしまいます。

すると、赤血球が減少し貧血」が起こります。

このように腎臓が悪くなり、赤血球が減少して起こる貧血を「腎性貧血」といいます。

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貧血の種類

今回紹介した「腎性貧血」以外にも、下のような貧血もあります。

鉄欠乏性貧血

巨赤芽球性貧血悪性貧血

再生不良性貧血

溶血性貧血

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最後に

このように「腎臓」と「貧血」は関係します。

ただし、前述したように貧血にもいくつか種類があるので、貧血症状を繰り返す場合には、医療機関に受診することをおすすめします。

では、今回はここまでになります。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● ウィルワン整体スクール卒
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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