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栄養不足だと「むくみ」が起こる?-"むくみの仕組み"から分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「栄養不足」と「むくみ」について解説していきます。

今回の目次

  1. むくみとは?
  2. なんでむくみが起こる?
  3. 栄養不足はむくみやすい?
  4. 栄養不足とむくみの仕組み
  5. 最後に

1.むくみとは?

むくみは一般的にも多くみられるものですが、いざ「どんな状態ですか?」と聞かれると、意外と答えるのが難しいですよね。

簡単にいうと、体の一部に余分な水分が溜まり、腫れている状態を指します。

※様々な部位で起こりますが、足や顔で起こることが多いです。
※様々な部位で起こりますが、足や顔で起こることが多いです。

細かくいうと、「間質液」という液体が過剰に蓄積した状態を「むくみ浮腫)」といいます。

間質液とは、私たちの体の中にある細胞と細胞の隙間を埋める水分です。

2.なんでむくみが起こる?

むくみが起こる原因は様々ですが、一般的に多いのは、塩分の摂りすぎ・栄養不足・運動不足・筋力低下・長時間の同じ姿勢などです。

特に立ち仕事の方の場合、重力の影響で、下半身の方に水分が溜まりやすくなります。

他にも肝臓や心臓などの「内臓機能の低下」によってもむくみが起こることはあります。

3.栄養不足はむくみやすい?

栄養不足になると、むくみやすくなります。

特に極端なダイエットをされている場合、栄養不足→むくみ→体重増加→さらなる食事制限。といった悪循環になることもあります。

4.栄養不足とむくみの仕組み

血管の中に存在するアルブミン(タンパク質の一種)やナトリウムは、間質液の「水分を引っ張ってくる」といった役割があります。

本来はこれにより、正常な水分バランスが保たれています。

しかし、栄養不足の状態ではアルブミン(タンパク質の一種)が不足してしまいます。

これにより、血管内に水分を引っ張ってくる力が弱くなり、間質液が増えてむくみが起こります

※いわゆる浸透圧の変化によるもの。

4.最後に

このように栄養が不足すると、むくみが起こりやすくなります。

とはいえ、塩分の摂り過ぎはむくみやすくなりますので、バランスの良い食生活が大切ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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