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おがちゃん先生です。

今回は「腎臓が弱ると現れる"５つ"の不調」を解説していきます。

今回の目次

1. 腎臓はどんな臓器でどんな働き？
2. 腎臓が弱るとどうなるの？
3. 腎臓の負担を減らす生活習慣！
4. 最後に（腎臓が悪いサイン？）

［１］腎臓はどんな臓器？どんな働き？

腎臓は、腰の辺りに左右１つずつある臓器です。

細かくみていくと、右側には「肝臓」があるため、右の腎臓の方がやや低い位置にあります。

腎臓の代表的な働きは「尿を作ること」です。

尿を作ることができるのは"腎臓だけ"なので、とても大切な臓器です。

［２］腎臓が弱るとどうなるの？

腎臓が弱ってしまったとしても、すぐにはっきりとした自覚症状が現れるわけではありません。

腎機能が"大きく低下"していくことで不調が現れます

では、具体的にどんな不調が現れることがあるか？

今回は"５つ"に分けてみていきましょう。

①むくみ

腎臓は、余分な水分や老廃物・電解質（Naなど）を尿として排泄する役割があります。

そのため、腎臓が弱ると余分な水分が体内に蓄積してむくみやすくなります。

②尿の量や成分の異常

腎臓が弱ると、尿を正常に作れなくなってしまいます。

具体的には、尿量が極端に少なくなる「乏尿」や、尿の成分の異常である「蛋白尿」がみられる場合があります。

③息切れ・だるさ

腎臓の働きが悪くなると、心臓への負担が増えてしまいます。

これにより、息切れやだるさなどの不調が起こることがあります。

④貧血

腎臓は「エリスロポエチン」というホルモンを分泌します。

エリスロポエチンは、骨（骨髄）に作用して、赤血球の産生を促進します。

そのため、腎臓が弱るとエリスロポエチンの分泌が低下することで、赤血球数が減少し、貧血が起こることがあります。

これを「腎性貧血」といいます。

⑤皮膚のかゆみ

腎臓が弱ると、老廃物が蓄積してしまいます。

これにより、老廃物がかゆみを感じる神経を刺激することで、かゆみが起こります。

ここまで腎臓が弱ると現れやすい不調を５つ紹介しましたが、他にも不眠・吐き気・精神症状などが起こることもあります。

［３］腎臓の負担を減らす生活習慣！

腎臓への負担を減らすためには「血圧」や「血糖値」が乱れないように意識することが大切です。

具体的には、下のようなことを意識してみましょう。

• 野菜や果物を食べる
• 塩分を摂り過ぎない
• お酒を飲み過ぎない
• 早食いをせず、よく噛んで食べる
• 適度な運動
• 定期的に健康診断を受けるなど

血圧や血糖値は、基準値より高くても、自覚症状が現れにくいため「定期的に健康診断」を受けて、自分の状態を知ることが大切です。

［４］最後に（腎臓が悪いサイン？）

特別な自覚症状がなくとも、血尿や蛋白尿が出ていると腎臓が悪い可能性があります。

「排尿」というのは、いつも何気なく行うものですが、何か違和感や不安があれば、医療機関への受診をおすすめします。

最後までご覧頂きありがとうございました！