【南アルプス市】10月17日(月)南アルプス市市制記念日のお得なスポット紹介します
今回は、10月17日(月)の南アルプス市の市制記念日に伴って、南アルプス市民を対象に無料開放されるスポットをご紹介します。
先ずは西南湖に在る重要文化財「安藤家住宅」にお邪魔してきました。
宝永5年(1708年)江戸時代中期の建築だそうです。西南湖村の名主を務めた旧家で、1976年に国の重要文化財に指定されました。しっかりとした保存状態で、当時の名主の生活を窺い知る事ができます。
屋敷内はとにかく広い!庭園も広くて紅葉の季節にはライトアップもされたりします。今年も予定はあるようですが期日は未定です。その他イベントも開催されていますので、市の広報等でチェックしておくと良いでしょう。筆者もライトアップされたら写真撮影で再訪する予定です。今の時期はヤブ蚊が非常に多いので、虫除けして行かれたほうが良いかと思います。
次に訪れたのは「南アルプス市立美術館」です。10月1日(土)〜11月27日(日)まで「愛と平和の祈り シャガール展」が開催されています。
美術に疎い筆者ですが、シャガール展の展示は圧巻でした。これだけ作品を集めるのはさぞ大変だったろう思います。美術館の開館30周年記念だそうで、気合の入り方が違うように感じました。これを無料で鑑賞できるなんてお得としか言いようが無いと思います。
シャガール展は撮影不可で残念でしたが、常設展示を一枚だけ撮影させていただきました。写真を撮る者として言うのもなんですが、実際に足を運んで見ていただいたほうが圧倒的に作品を楽しむ事ができますので、お時間があれば是非。
最後は「南アルプス市芦安山岳館」にお邪魔してきました。こちらの施設は、山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的として2003年3月21日に開館しました。
県産材の利用促進を目的としたモデル施設ということもあり、館内は木材の温もりを感じさせる素敵な造りになっています。山学写真家の白旗史朗氏の作品も多数鑑賞できます。
また、山岳関連の書籍・雑誌の蔵書が素晴らしく。更にこちらのコーナーは無料エリアなので、普段から無料で利用することができるようになっています。南アルプス登山の前後に立ち寄って、山の情報を入手したりゆっくりと本を読みながら山に想いを馳せるのも良いかもしれません。
有料エリアの常設展示は、これまた色々と情報豊かな展示で楽しめます。登山好きだけでなく地域の暮らし・歴史に興味のある方にも必見です。
有料エリアの企画展では「石川直樹 ヒマラヤとシェルパ」展を開催中。常設展示と絡めて鑑賞すると、芦安とヒマラヤとの共通点が見えてくるような気がします。
1日で3カ所を巡ってきましたが、自家用車での移動なら十分余裕を持って楽しむ事ができます。全部巡れれば結構お得だと思います。平日で仕事の方も多いと思われますが、お時間がある方は予定に組み込まれてはいかがでしょうか?
今回の無料開放日を逃された方は、11月20日(日)山梨県民の日に伴って公共の施設が無料開放される予定ですので、広報等でチェックしておきましょう。
重要文化財【安藤家住宅】
住所:山梨県南アルプス市西南湖4302
開館時間:9時〜16時30分(入館は16時まで)
入館料:大人300円 子供100円
休館日:毎週火曜日
問合せ:電話 055-284-4448 安藤家住宅
055-282-7269 南アルプス市教育委員会文化財課
【南アルプス市立美術館】
住所:山梨県南アルプス市小笠原1281
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
入館料:一般500(400)円・大高生300(240)円・中小生200(160)円 ( )内20名以上団体割引料金
休館日:10月3日、11日、17日、24日、31日、11月4日、7日、14日、21日、24日
問合せ:電話 055-282-6600 FAX 055-282-6601
【南アルプス市芦安山岳館】
住所:山梨県南アルプス市芦安芦倉1570
開館時間:9時〜17時
入館料:大人(中学生以上)500円 子供(小学生まで)250円
休館日:毎週水曜日、年末年始(祝日の場合は翌日、夏季は開館)
問合せ:電話 055-288-2125 FAX 055-288-2162