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【富士川町】紅葉狩りと渓谷歩きで気持ち良く汗をかく

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

富士川町の紅葉と言って思い浮かんだのが、町の南西部にある十谷地区の「大柳川渓谷」。と言っても知っている場所が少ないのが本当のところですが。今回は、紅葉の大柳川渓谷と十谷地区を歩いてきました。

国道52号を南下、十谷入口交差点を右折して県道407号十谷鬼島線をひたすら西に進みます。

大柳川渓谷入口はやや見辛くて注意です。

ゆっくり安全運転で看板を見落とさないようにしましょう。

入口から駐車場までの道も狭くて急勾配なので注意が必要です。駐車場の紅葉はちょうど見頃でしょうか。

渓谷入り口から早速立派な吊り橋です。渓谷には大小10の吊り橋があるそうですが、ずぼらな筆者は数えていませんでした。

吊り橋なのでフワフワ揺れます。それもまた不思議な感覚。

この吊り橋は途中にテラスがあります。

吊り橋上から下を眺める。少し急で揺れるので、ゆっくり一段一段上りましょう。

天淵の滝。階段途中からの眺めです。

今回はのんびり歩こうコース。以前来た時はチャレンジコースでした。のんびりコースとは言っても、所々足場が悪く柵の無い道もあるので注意が必要です。

なんて滝でしょうか?確認不足。紅葉は悪くは無いけど、全体的に思ったほど鮮やかではなかったかな。場所によってはとても鮮やかでしたが。

こちらは竜馬淵。筆者の好みは滝の流れのすぐ脇の岩肌の様子。

飛沫を止めて撮る。

もう少し色の濃さが欲しいところ。これからかな?しかし、紅葉を愛でながらゆっくり渓谷歩きはとても気持ち良くて、1時間程度の行程が短く感じられました。

往路は車道に出て十谷地区を抜けていきます。

車通りは殆どありませんが注意して歩きましょう。

十谷地区の町営施設「つくたべかん」こちらはまた別の機会に伺いたいと思います。

山間の狭い土地に身を寄せあうように生活されています。

急峻な土地なので各戸の高さが全然違います。

石畳の路地。いつの時代に何故ここに定住するようになったのか?

温泉も湧いているようですが、そちらは戦国時代に開湯されたようです。中山間地域の集落は興味深いところが多いです。

思いつきで出かけるような形でしたが、午前中だけでも十分に紅葉と渓谷歩きを堪能できました。ただ、遊歩道と言えども所々不安定であったり危険な場所もあったりするので、登山に準じた装備と心構えは必要と思います。特に渓谷沿いは、冷えた空気が溜まっていたり風が吹きますので、汗冷えには要注意です。

渓谷歩きで軽く汗を流して紅葉を楽しむ。町からも比較的近いので、午前中に楽しんで午後は自宅でのんびりなんて贅沢な休日もよろしいのではないでしょうか?

【大柳川渓谷】
山梨県南巨摩郡富士川町十谷
問合せ:富士川町産業振興課 0556-22-7202
公式HP

地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市と富士川町の皆さんが「出かけたい」と思えるような記事をお届けできるように頑張ります。

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