【南アルプス市】冬の伊奈ヶ湖の楽しみ方あります〜アニマルトラッキングのススメ〜
先日、久しぶりの大雪だったのでいつか紹介したいと思っていた遊びをするために、櫛形山中腹の南伊奈ヶ湖と菖蒲池に行ってきました。南伊奈ヶ湖については昨年の秋にもご紹介していますので、過去記事はコチラでご確認ください。
路面状況は、日中はほぼ問題なく通行できますが、所々シャーベット状の雪があって滑りやすい状況です。また、朝晩の冷え込みでガチガチに凍結するので、マイカーで来られる方はタイヤチェーンもしくはスタッドレスタイヤの装着が必要になります。
昨年の秋以来の南伊奈ヶ湖です。
積雪は30cm程度。所によってはもう少し深い所もあるので、長靴着用での散策を強くお勧めします。
冬の南伊奈ヶ湖も綺麗ですね。
マスコット的存在の白鳥も健在。筆者が気になったのか近寄ってきましたが途中で方向転換。
カルガモも数羽のんびりとしていました。
そして、本日のメインはコチラ。南伊奈ヶ湖の下にある菖蒲池。湖畔に少し広いエリアがあって、そこに現れる動物達の足跡を探ろうというもの。アニマルトラッキングと言って、フイールドサイン(足跡や糞等)から動物の行動を探ります。ただ、今回はお手軽に少しの時間でも楽しめるように、雪原の動物の足跡を探すだけのご紹介です。
菖蒲池の西側に開放的な空間があって、積雪時は動物の足跡が多く確認できる場所でもあります。積雪が無くても動物の足跡は探せますが、慣れないと難易度が高くなって面白味が少ないのです。雪があれば普段お目にかかれない小動物の痕跡も観察しやすくなります。
早速、山側から雪原に下りてきた足跡を見つけましたが、直ぐに引き返しているようです。
果たして何の動物でしょうか?
多分、ニホンジカかニホンカモシカでしょう。
いたるところに足跡がありました。今回は残念ながらニホンジカもしくはニホンカモシカの足跡しか発見できませんでした。雪が止んで晴れると表面の雪は融けて、小動物の足跡は判別しにくくなってしまいます。もう少し根気よく探せば、リスやウサギ、タヌキ、キツネ、イノシシ等の痕跡も見つかったかもしれませんが、立ち寄って数十分でお手軽にアニマルトレッキングが今回のコンセプトなので十分な収穫でした。
先ずは難しいことは考えず、動物のフィールドサインを探して何の足跡か調べたり、行動を想像したりするのが楽しいかと思います。積雪があれば普段見えないものも見えてきます。また、晴れた日に雪の上でお茶したり、チョット食事したりするのも楽しいです。真冬の県民の森(南伊奈ヶ湖、菖蒲池、北伊奈ヶ湖含む)は、オフシーズンではなく魅力溢れるフィールドです。防寒装備と長靴を用意して、冬の森を楽しまれてはいかがでしょうか?
現在、積雪のために菖蒲池前の第二駐車場は車の乗り入れが難しく、少し道を上がった所にある第一駐車場に駐車する必要がありますのでご注意願います。
【県民の森 南伊奈ヶ湖・菖蒲池】
場所:山梨県南アルプス市上市之瀬
駐車場:県民の森第一駐車場(エコパ伊奈ヶ湖)、第二駐車場(菖蒲池前)
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