【南アルプス市】見て聞いて食べて楽しい贅沢イベント!街中に在る隠れ家的な古民家ギャラリー
南アルプス市の小笠原商店街。電線の地中化が進んだ小綺麗な街並みながら、日中でも歩く人はまばらな寂しい通りの中に、ちょっと目をひく看板があります。「小笠原 ギャラリー 古今」通るたびに門が閉まっていて営業している様子がないので、いつしか記憶の片隅に追いやっていました。
ところが、たまたま筆者が知り合った陶彫作家・書家の市田志保氏が、こちらのギャラリーに関わっていることを聞いて以来、俄然興味が膨らんできました。
先日、Facebookでイベントのお知らせが流れてきて「これは紹介せねば」と思い今回お邪魔してきました。
通りから少し奥まったところに建物があるので、全容は側からは見えにくいのですが、築110年にもなる立派な建物です。街中に在る隠れ古民家という感じ。
室内はカフェ空間と古道具の展示販売。
レトロな扇風機も売り物。
こども向けのおもちゃですかね?
テーブルは両開き門扉の片側?派手にモダナイズされていない空間は落ち着きます。
キッチンで作業される市田志保氏です。とても似合っています。
午前11時からは、大工シンガー"サノケン"さんのミニライブ。FM FUJIで「サノケンBuild of life」という番組を持たれているとのこと。筆者はメディア関係に疎いので、お名前だけは存じ上げている程度でした(失礼しました)。暑すぎす眩しすぎずの青空の下、オリジナル曲を含めて4〜5曲?楽しい時間を過ごせました。音楽は聞く専門の筆者ですが、やはり生歌は素晴らしいと思います!
ライブが終わると、自家製味噌のほうとうが振る舞われました。
麺は自家製ではありませんが拘りの製麺所の麺だそうです。実際、自家製味噌の汁との相性がメチャクチャ良くて美味しくいただきました。串に刺さったものは、岐阜県東濃地方の郷土料理「芋餅」だそうで、コレもまた美味しかったです。
普段、イベントでいただく料理はおかわりしない方なのですが、今回は美味しすぎたのでちゃっかりおかわりいただいてしまいました。しかも1杯目よりも多い(笑)
ギャラリーは普段は営業していませんので、存在が気になっていた方は多いかと思います。当面は、今回のような不定期のイベント開催のみの営業のようですが、普段から情報をチェックしていただいて、イベント開催の折には是非足を運んでみてください。古民家再生に関する相談も受け付けられているようです。
お土産に持たせていただいた花豆おこわ饅頭。帰宅まで我慢できず、途中でいただいてしまいました。コレもまたメチャクチャ美味かったです(今回そればっかで申し訳ありません)。今後、定期的にカフェギャラリーとして営業されれば、間違いなく通うことになるでしょう。こじんまりとしながらも、とても良いイベントでした!
【小笠原 ギャラリー 古今】
場所:山梨県 南アルプス市小笠原9番地
営業:不定期
問合せ:事務局直通 080-1015-3323(担当:市田)
メール:kominka@dream.jp
【一般社団法人 山梨県古民家再生協会】※古民家のご相談はこちら
運営拠点:山梨県 南アルプス市小笠原9番地 小笠原 ギャラリー 古今内
協会本部:山梨県甲府市徳行3-9-24(有)佐野工業内
問合せ:事務局直通 080-1015-3323(担当:市田)
メール:kominka@dream.jp
【大工シンガー サノケン】
出演:FM FUJI「サノケン Build of life」TOKYO 78.6MHz / KOFU 83.0 & 80.5MHz
毎週水曜日 19:00〜19:54 ON AIR