【南アルプス市】地味な公園?いえいえ、滝沢川の治水の歴史が刻まれた立派な公園でした
先日の晴れた日に、安藤家住宅の新しい駐車場の出入り口の確認に行ってきました。
従来、安藤家住宅へは県道105号一軒茶屋荊沢線を西に進んで、南湖橋東詰交差点の手前を左折しますが、住宅街の狭い道を走るので車のすれ違いが厳しいのが難点でした。新しい駐車場が完成すれば南湖橋交差点東詰交差点を左折して広い滝沢川沿いの道からの出入りが可能になるので、どんな感じか気になっていました。
交差点を左折すると、広く安心な道が滝沢川沿いに走っています。
この間の記事でご紹介した駐車場の反対側から見た様子になります。広く出入りしやすそうで良いですね。
で、当初は駐車場の確認だけのつもりでしたが、何気に同じ通り沿いに公園があって気になったので寄ってみました。
どうやらここは「滝沢川メモリアルパーク」と言うらしい。工事の事務所が建っていますが、それでも広さは十分な駐車場です。
園内には石碑が建てられ「滝沢川改修記念碑」とありました。裏に碑文が刻まれていましたので読んでみると。
碑文より
櫛形山に端を発する滝沢川は長年流域住民を水害で苦しめてきました。市内各所には治水利水に関わる史跡や施設がありますが、ここもまた南アルプス市の歴史を語る上で外せない場所であることが分かりました(筆者が勉強不足なだけですが)
園路は広いとは言えませんが落ち着いた感じが散歩に良さそう。
園内には桜が植えられていて、間から周りの山々が良く見えていました。桜が咲く季節はまもなくです。その時また訪れてみたいと思います。
知らないでいれば、この景色もただの日常の一部でしかありませんでしたが、長い年月と多くの予算、人々の苦労の歴史を知ると感慨深く感じてきます。
あと少しの辛抱で暖かい季節が巡ってきます。静かに周りの山々と滝沢川の流れを眺めつつ、のんびりと過ごされるのもよろしいのではないでしょうか?
【滝沢川メモリアルパーク】
場所:南アルプス市西南湖
駐車場:あり
トイレ:なし