以前、雨天の日に下見した南アルプス市芦安安通の「安通公園」に桜の様子見も兼ねて行ってきました。(過去記事)

県道20号南アルプス街道を芦安方面に上がって行きます。古屋敷橋東詰手前のコンクリ舗装の所を左折します。

上り坂なので勢いつけて車走らせると、変な段差？でびっくりしますのでご注意を。

坂を少し上ると直ぐに安通公園に到着します。

車は4、5台止められるかな？

芦安安通地区は、日本三大仇討ちの「曽我物語」に登場する虎御前生誕の地。

公園内に足を踏み入れると、目の前には石垣と急な階段。何となく南米の遺跡っぽさを感じるのは筆者だけでしょうか？

伊豆神社跡。

品種は分かりませんが、満開はもう少し先です。

公園の整備は合併以前のようです。写真右手に展望広場。先ずは左に遊歩道を歩いてみます。

綺麗に整備されていますね。管理は地元の芦安ファンクラブや有志の方々による。

向かって左の大岩。虎御前が鏡を立てて化粧したと伝えられています。

遊歩道の脇には水路が流れています。

遊歩道が途切れた先は堰堤。道は無いけど水辺まで行けそう。水路は堰堤下から引いているようですね。

園地の北側には展望広場。結構広くて、冬枯れの間は芦安地区の展望が良さそうです。夏場はどうかな？でも、木陰が気持ち良さそうな場所です。

山間の芦安地区にも春が訪れました。麓に比べると遅いですが、厳しい冬を乗り越えて、やっと緊張の糸が緩んだように感じられました。安通公園は、地図にも表記されていませんので、地元の方以外には認知度が低い穴場中の穴場公園かと思います。しかし、公園を大切に管理されている方々により、安心して利用できる公園だと思います。芦安の伝説と少し遅い桜を愛でにお出かけされてはいかがでしょうか？