【東大阪市】東大阪市郷土資料館にて春季企画展示が開催されています。
河内国の歴史や人々の暮らしを知ることができる「東大阪市郷土資料館」。2022年4月20日から春季の特別展が開催されているとのことでしたので、見にいってきました。今回は、その様子をご紹介いたします。
「東大阪市郷土資料館」は、近鉄奈良線「瓢箪山駅」から東南の方向に進み、生駒山の麓にあります。季節によって特別企画展が実施され、河内国の歩みを発信されています。季節が春になり、新たな特別展をやっているのではと思い、様子を見にいってみます。
立ち寄ってみると、やはり新しい企画展示が開催されていました。テーマは、「ものづくりのまち -井戸 溝 池-」。面白そうなテーマですね。気になるので早速入ってみます。
今回の企画展示では、東大阪市にある「貴虎川遺跡」や「西ノ辻遺跡」、「瓜生堂遺跡」といった史跡にある、井戸や溝、池から発掘されたものが展示されていました。東大阪市は、水と深い関わりがあり、人々が生活をしていくために、井戸や溝、池を作ることで生活水を確保していたそうです。その跡から発見された、土器や土師器、釜などが展示されていました。弥生時代から古墳時代といったかなり古い時代のものが多かったですが、作りが立派で、昔の人の知恵の深さと生活水準の高さを感じることができました。
この展示は、2022年9月4日までやっているとのことです。しかも観覧料は無料です!
企画展の展示と同時に、常設展示も見ることができます。河内国の人々の生活とその歩みについて知ることができます。ぜひ一度見にいって、東大阪市の古い古い歴史を感じていただけたらと思います。
東大阪市郷土資料館
【住所】大阪府東大阪市上四条町18−12
【アクセス】近鉄奈良線「瓢箪山駅」下車、東南へ徒歩約20分
【開館時間】9:30〜17:00
【休館日】月曜日
【お問合せ】072-984-6341