昭和レトロの雰囲気が漂う布施の商店街。そこに、100年以上続く老舗のパン屋があるとのことで、立ち寄ってみました。今回は、東大阪市の地元の方に長年愛されているパン屋さん「金太郎パン」をご紹介します。

近鉄奈良線「布施駅」から南に向かって歩いて行くと、レトロな雰囲気のある商店街があります。そこを歩いていると、お店の前から「焼きたてのパンはいかがですか？」みたいな感じのアナウンスが流れてきます。
この、なんとも言えない昔ながらの雰囲気があるアナウンスに誘われて、ついつい立ち寄ってしましました。

お店の前に、通信みたいなのが貼ってあります。「まさかり5月号」だそうです。パソコンではなく手書き！今時なかなか見られない感じになんだかほっこりします。
ピックアップのパンも気になりますが、ミックスピッツアが美味しそうです。

お店に入ってみると、おかずパンが人気らしく、たくさん買って帰りました。中でも美味しいと感じたのがこの「カレーウィンナーのパン」です。このウィンナーはただのウィンナーではなく、なんとチョリソーです。カレーの辛みとの相性が最高です。ソーセージのクオリティーが凄い・・・。ぜひ一度食べていただきたい一品です。

そしてこちらが、「まさかり5月号」にも書いてあった「ミックスピッツア」。細かく刻まれた野菜の食感が最高で、濃厚に味わうことができる一品です。チーズが贅沢に使われており、見た目だけで嬉しくなります。

続いてスイーツパンです。こちらは、「さつまいものクローネ」。お店に置いてある時点から、バターの香りが漂って食欲を爆発させます。何層にも重ねられた生地のサクサク感が癖になってしまいます。

そして、こちらがお店自慢の「食パン」です。かなり人気がある商品とのこと。焼いて食べてみると、あっさりした味わいで、すんなり食べることができました。朝ごはんを食べるのが苦手な人にもオススメしたいです。そのまま食べても美味しいですが、オリーブオイルをつけて食べると美味しかったです。

ここのパン屋さんは、なんといっても種類が豊富で、どれにしようか本当に迷ってします。特におかずパンの種類が多いなと感じました。新発売の商品もたくさん見受けられるので、日々精進されていることが伝わってきます。

また、このお店は現時点で100年以上にもなる老舗であり、本当に長い間、東大阪市に住む人々の生活の一部として愛され続けています。読売テレビ『朝生ワイド す・またん！』の人気コーナー、『まるトクZIP！』で紹介されたお店でもあり、「本当は教えたくないお店」とまで称賛されています。
東大阪市に遊びに来られた際は、ぜひ、東大阪市のソウルフードを堪能する気持ちで立ち寄ってみてください！

金太郎パン