現在「東大阪美術センター」では、永井 秀幸さんによる特別展「とびだす！ふしぎな3Dアートの世界」が開催されています。カメラを持って鑑賞すると面白いとのことなので、その美術展を見に行ってきました。

「東大阪市美術センター」は、花園中央公園の中にあります。夏休みに入って公園内の様子を見に行ってみると、新しい特別展が開催されていました。今回の展示会は「とびだす！ふしぎな3Dアートの世界」。面白そうなので立ち寄ってみます。
美術センター自体は9時から開いていますが、特別展の鑑賞は10時から可能となります。

早速入り口には、大きな作品が展示されています。作品名は「案内」。施設の方のお話によると、展示している作品は、矢印の方向からカメラ越しに鑑賞すると、絵が立体的に浮き出て見えてくるとのことです。
確かに正面から見ると、絵に描かれた作品という感じですが、矢印の方向から見てみると、絵が飛び出して見えて、不思議な感じがしました。

こちらの「飛び出すイルカと少女」は、違いがはっきりと分かります。指定と逆の方向から見ても立体的に見えますが、矢印の方向から鑑賞すると、本当にイルカが浮いているように見えます。

私が一番面白いと感じた作品が、こちらの「令和」です。指定と逆の方向から見ると「令和」の字が描かれているだけという感じでしたが、矢印の方向から鑑賞すると、「令和」というモニュメントに人が集まっているように見えます。文字も人も立っているように見え、不思議な体験でした。

そして最後は「トライくん」。東大阪を代表するマスコットキャラクターです。今年でなんと30周年とのこと。こちらの作品もトライくんが実際に立っているように見えて面白かったです。

第二展示室では、永井秀幸さんのアトリエが展示されていました。どの作品もスケッチブックを2つ使用し、机に置いているものと、壁に立てかけているものを重ねて描かれている様子がよく分かります。その発想力に驚かされました。

今回の展示会は、大小様々な作品がたくさん出品されており、見応え満載でした。たくさんの作品をカメラ越しで見た美術展は初めてです。また、展示の最後には、実際に3Dアートに触れて体験できるコーナーもあります。ぜひ皆さんも、体験していただけたらと思います。
この美術展は、9月4日まで開催されているとのこと。写真撮影も可です。鑑賞したらぜひSNSなどで発信して、広げていってほしいとのことでした。

東大阪市美術センター　特別展「永井秀幸 とびだす!ふしぎな3Dアートの世界」