森河内に、昔ながらの雰囲気が漂う和菓子屋さんを発見しました。お店の名前は「古梅堂」。このお店は、餡子のクオリティーが本当に凄いので、ご紹介したいと思います。

「古梅堂」はJR東西線「放出駅」から南商店街へ森河内西の方向へ進んだところにあります。こじんまりとした感じではありますが、ものすごく老舗が漂っているお店です。ここの餡子が本当に美味しいとのことなので立ち寄ってみます。

お店の方にお話を伺うと、この季節は「水まんじゅう」がオススメとのことなので、それを購入しました。そして、私は紅白の「上用まんじゅう」も好きなので一緒に買って帰りました。餡子が美味しい上用まんじゅうなら、絶対に美味しいと思うので本当に楽しみです。

早速お抹茶を入れていただきます。餡子がたくさん敷き詰められており、透明感溢れた本当に綺麗な見た目に仕上がった一品ですね。小豆の風味が濃く残った中の身を、何度も水にさらして灰汁など不純物を丁寧に取り除いた舌ざわりです。餡子のなめらかな食感が素晴らしいです。
食べた時に、餡子の印象が素晴らしいのですが、しばらく噛んで飲み込むと、葛きりの風味が口いっぱいに広がる感じがして、一度に違う甘さを楽しむことができました！

そしてこちらが、紅白の「上用まんじゅう」です。こちらも餡子がぎっしり詰まっています。餡子の滑らかさと、ふわっとした外生地のコントラストが抜群です。食べていて本当に幸せな時間でした。
ちなみに、最初に抹茶を飲んでからお菓子を食べると、その甘みを強く感じることができ、とても美味しくいただけました。
ぜひ、この素晴らしい餡子が作り出す、至福のひと時をご堪能していただけたらと思います。

古梅堂