今回は、生駒山にあるパワースポットのご紹介です。ドライバーにとっては日本の「酷道」と言われている「暗峠」は、たくさんのパワースポットがあります。その中でも、少し風変わりでユニークな「不動明王」と、たくさんの神様が鎮座している場所があるのでご紹介したいと思います。

「枚岡公園」から「暗峠」に入り、15分ほど登っていくと、左手に「不動明王」があります。すごく小さなお地蔵様だったため、初めは何なのかよくわかりませんでしたが、よく見ると、周りが炎に包まれた感じに作られています。
普段お寺等で見る「不動明王」とは違って、可愛らしい感じですね。少し鼻がたかい作りもユニークに感じます。

「不動明王」の手前には、ため池のようなものがあります。「不動明王」は神社やお寺にいくと神々しくそびえ立っているイメージが強いですが、本来は「水神」として、川や滝の近くで祀られる仏様のようです。

現に、「不動明王」の横には穏やかな川が流れています。この仏様は、人間の悩みを断ち切ってくれるご利益があるそうです。緑に囲まれた穏やかな自然の中に、可愛らしい仏様を見るとなんだかほっこりしますね。

気分が落ち着いたところで振り向いてみると、今度は仏様ではなく鳥居が立っています。近くに行ってみると、沢山の石板が並んでいます。

ここには、「お玉大神」「お初大神」「玉市大神」「秋葉明神」「熊鷹大神」など様々な神さが祀られています。この場所は一体なんだろうと気になって、いろいろ探ってみましたが、由緒などは分かりませんでした。「神仏合衆の様子？」などと考えつつもお参りをします。
しかし、お寺の仏様としての「不動明王」とたくさんの神様をお参りできるスポットは珍しいと思います。パワスポットめぐりとして一度訪れてみて下さい。

暗狩峠「不動明王」