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【東大阪市】秋は紅葉だけじゃない。江戸の暮らしを伝える町屋で様々な菊の花が楽しめます。

岡田智則webライター(東大阪市)

11月も中旬に入り、本格的に紅葉の季節に入ってきました。そんな中、全国的に賑わいを見せる植物のイベントが「菊花展」です。現在東大阪市では、日下町にある「旧河澄家」で行われています。

旧河澄家
旧河澄家

「旧河澄家」は、近鉄奈良線「石切駅」から北西へ、蛍が観れる川に沿って20分ぐらい歩いたところにあります。江戸の暮らしを現代に伝える貴重な町屋として、東大阪市の指定文化財になっています。

旧河澄家
旧河澄家

そんな「旧河澄家」に行ってみると、入り口になにやら沢山の植物が並んでいました。気になるので、近くに行ってみます。

菊花展
菊花展

すると、現在「日下に咲く菊花展」が開催されていました。紅葉の季節も本格的になってきたので、東大阪市でもどこかで開催されていないかと思っていましたが、まさかここで開催されているとは、じっくりと菊の花を眺めてみたいと思います。

菊花展
菊花展

菊花展
菊花展

菊の花は、「旧河澄家」の入り口に並べられています。「ダルマ」や「福助」「懸崖」「梵天」など様々な菊の花が飾られ、町屋の雰囲気を鮮やかにしてくれています。色とりどりのコントラストが作り上げる花の空間が本当に美しいです。

梵天
梵天

特に印象的だったのが、こちらの「梵天」です。植木いっぱいに広がる黄色が、きらびやかで力強く、豪華な印象を出してくれています。「旧河澄家」の入り口扉のすぐ足元に飾られており、町屋の風情を一層引き出しているように感じました。

福助
福助

こちらの「福助」も印象的でした。力強く伸びきった白の花びらが本当に綺麗です。白の真ん中に、ちょっとだけ黄色い部分があるのがなんとも可愛らしいです。展示全体の空間を絶妙な高さで豪華なものにしているように感じました。

この「菊花展」は、11月20日までやっているとのこと。入場も無料なので気軽に見ることができます。近くには生駒山の紅葉が楽しめるスポットも沢山あるので、紅葉狩りのついでなどに菊の花も楽しんでみてはいかがでしょう。

旧河澄家「菊花展」

【住所】大阪府東大阪市日下町7丁目6番39号
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より徒歩約15分
【開館時間】9時30分〜16時30分
【入場料】無料
【休館日】月曜休館
【お問い合わせ】 072-984-1640

webライター(東大阪市)

大学院修了後、音楽を用いた地域活性化事業に取り組む。ブログ運営を通して、主に関西地域の魅力を発信している。

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