3月も中旬に入り、この時期には考えられない暖かさになりましたね。大阪は、上着を着なくても少し暑いぐらいです。寒さも和らぎ、身体を動かすのにぴったりりな時期になりました。今回は、生駒山頂まで登って、県境の眺めを満喫できるスポット「パノラマ展望台」をご紹介します。

「パノラマ展望台」へは、まず生駒山頂まで登る必要があります。どのハイキングコースでも良いので、先ずは山頂を目指しましょう。「生駒山頂遊園地」付近に「摂河泉展望コース」と「暗峠」への分かれ道があります。そこを「暗峠」方面へ進んでいきましょう。

「暗峠」へ進むと、深い深い山の中。木々のトンネルを進む感じは、まるでトトロの世界みたいですね。この時期はまだ虫もいないので、安心して登山を楽しむことができます。

山道を進んでいくと、「信貴生駒スカイラン」へ出てきます。「パノラマ展望台」へ到着しました！ここは、標高600メートルを超える生駒山の山頂付近で、大阪と奈良の県境です。

先ずは、大阪平野の眺めです。この日は雲ひとつない快晴で、六甲の方面まで綺麗に見渡すことができました。こうやって見ると栄えている大阪の街並みも、１つの平野の中にある小さな村のように思えてきます。

こちらが奈良盆地の眺めです。「パノラマ展望台」の特徴は、奈良と大阪両方の景色を楽しむことができます。奈良盆地の方は、大阪の眺めとは違って、霧がかっているのが特徴です。集落が綺麗に整えられた景色が印象的です。運が良いときは、「石舞台古墳」の方まで見渡せるそうですよ。

「パノラマ展望台」はたくさんのベンチがあり、自動販売機も設置されているので、ゆったりと過ごすことができます。この日は気温も高く、登山の最中は暑いぐらいでしたが、生駒山頂付近の空気はひんやりとしていました。あたたかい飲み物を買って飲みながら景色を眺めるのが最高です。
明日13日から、マスクを各自自由につけたり外したりできるようになるみたいですね。風通しがよく、心地よい森林浴を満喫できる生駒山頂で、思いっきり深呼吸を楽しんでみてください。

パノラマ展望台