昔ながらの文化を発信するため、様々な企画展が開催されている「旧河澄家」。6月22日より押し花作家の來田容子さんと、生徒さん方による「押し花展」が始まっています。その様子をお届けいたします。

近鉄「石切駅」から日下町に入ったところに「旧河澄家」はあります。江戸の暮らしを発信されている町屋で、現在は、地元の地域でご活躍されている押し花作家、來田容子さんと生徒さんによる「押し花展」が開催されています。

展示会を見に行ってみると、とても押し花で作ったような作品とは思えない、絵で描いたような素敵な作品がたくさん展示されていました。中には、機関車や花火の絵まで、自然の中に咲いているお花の可能性を感じますね。昔ながらの和室に押し花の作品が展示されているところに「旧河澄家」らしさを感じます。

來田容子さんの作品も入り口付近に展示されています。押し花ではなく油絵のような、光の明暗による立体感を思わせます。押し花による奥が深い表現をぜひとも体験していただきたいです。
この企画展は7月17日まで。無料で見学できるので気軽に足を運んでみてはいかがでしょう。

旧河澄家　押し花展