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【東大阪市】歴史散策!多くの歌人が和歌を残し、もっとも有名な俳人が残した詩が公園内に残っています。

岡田智則webライター(東大阪市)

古代から多くの人が関わり、歴史が古い生駒山。「万葉の路」と呼ばれる場所があるほど、生駒山では、多くの歌人が和歌を残しています。その中でも最も有名な俳人「松尾芭蕉」が残した詩が「枚岡公園」に残されています。

枚岡公園
枚岡公園

枚岡公園
枚岡公園

枚岡公園
枚岡公園

さて今回は、「松尾芭蕉句碑」まで行ってみたいと思います。「松尾芭蕉句碑」は「枚岡公園内」にあります。公園に入って「森のおもちゃ箱」の手前にある階段を登っていきましょう。「枚岡公園」は、生駒山の麓にある登山道でできた公園です。公園内は、日差しが木々に遮られ、薄暗く幻想的ですが、自然のマイナスイオンを満喫できます。階段を登った道をまっすぐ進んでいきましょう。

枚岡公園
枚岡公園

松尾芭蕉句碑 手前の休憩所
松尾芭蕉句碑 手前の休憩所

まっすぐ進んでいくと、「暗峠」への道へ出ます。そこには、一休みできるベンチが設置されています。この辺りは、川の流れによる静かな水の音も聞こえてきて、公園内の登山に疲れたら休憩をとるのに最適です。

松尾芭蕉句碑
松尾芭蕉句碑

ベンチの手前に、「松尾芭蕉句碑」があります。石碑には「菊の香りに くらがり登る 節句かな」と書かれているそうです。生駒山の「暗峠」は、松尾芭蕉にとって最後の旅の場所だそうです。その後、大阪に入って亡くなられました。生駒山に関する和歌は多いですが、こういうところからも歴史を感じることができます。

枚岡公園(松尾芭蕉句碑)

【住所】東大阪市東豊浦町12-12
【アクセス】近鉄奈良線「枚岡駅」より徒歩約6分、または近鉄奈良線「額田駅」より徒歩約8分
【お問合せ】072-981-2516

webライター(東大阪市)

大学院修了後、音楽を用いた地域活性化事業に取り組む。ブログ運営を通して、主に関西地域の魅力を発信している。

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