東大阪市自慢の植物の１つに「河内木綿」があります。その歴史は、江戸時代から盛んに栽培が行われていた頃から続いているみたいです。「鴻池新田」が3月で閉鎖されて今年は見ることを諦めていたのですが、なんと「花園中央公園」にたくさん植えられていました。

「河内木綿」と言えば「鴻池新田」です。毎年8月の下旬ごろになると黄色い大きな花びらを咲かせ、秋にかけて実がはじけて白い木綿が吹き出します。しかし、今年の3月で「鴻池新田」が閉鎖されてしまい、今年は見ることができないだろうと思っていました。

しかし、「花園中央公園」のラグビー場前にある花壇を見てみると、大きく育った「河内木綿」がたくさん植えられていました。まさかここで見ることができるとは、この公園は本当に東大阪市らしさを大切にされていますね。

たくさんの花が咲いていて、中には木綿がなっているものもあります。10月ごろになると、ほとんが木綿になってしまうので、現在はどちらもしっかり楽しめる、まさに見頃といってもいいかもしれません。観察していると、ハチが必死に花粉を集めている様子を見ることができ、気分がほっこりしました。皆さんも「花園中央公園」に遊びにきた際は、ぜひ河内自慢の「河内木綿」を観察してみてください。

花園中央公園