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【東大阪市】河内の歴史を語る植物が見頃!日下山の紅葉も色づき始めています。

岡田智則webライター(東大阪市)

皆さんは、大阪の天然記念物「ヒトモトススキ」をご存知ですか。日下町の「日下新池」に生息しており、9月の終わりころからススキのような穂をつけ、秋の訪れを教えてくれます。今回は、紅葉の様子とともに「日下新池」の様子をお届けします。

日下新池 入り口
日下新池 入り口

日下新池
日下新池

近鉄「石切駅」から日下町へ入っていったところに「日下新池」はあります。昭和の初め頃までは「日下遊園地」があり「トンネル踊り」などでにぎわいを見せた場所ですが、現在は、桜のお花見スポットととして人気な場所です。入り口にある桜並木は、葉っぱが綺麗に紅葉しており、見頃をむかえていました。

ヒトモトススキ
ヒトモトススキ

ヒトモトススキ
ヒトモトススキ

ヒトモトススキ
ヒトモトススキ

そんな「日下新池」は、大阪の天然記念物である「ヒトモトススキ」の生息地です。この植物は、本来海辺でしか生息しない植物とのこと。かつてこの河内地域が海に面していたことを証明する大切な証拠だそうです。現在は、ススキのような穂をつけており見頃をむかえています。この季節は、「セイタカアワダチソウ」や「ススキ」と一緒に楽しむことができ、秋の雰囲気を強く感じることができます。

日下山
日下山

日下山
日下山

現在の「日下山」の様子です。あまり紅葉は進んでいませんが、あと一ヶ月ぐらいすると山全体が真っ赤に染まります。「ヒトモトススキ」は11月上旬で見頃が終わりますが、その後は「日下山」の紅葉も楽しむことができますよ。

日下新池

【住所】大阪府東大阪市日下町1丁目5−16
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より徒歩10分程度

webライター(東大阪市)

大学院修了後、音楽を用いた地域活性化事業に取り組む。ブログ運営を通して、主に関西地域の魅力を発信している。

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