岡崎市担当の岡子です。

今回は、岡崎で唯一の子どもの本専門店ちいさいおうちをご紹介します。

ちいさいおうちは、岡崎図書館交流プラザりぶらから北へ徒歩３分、中国料理城北飯店さんの正面にあります。

「ちいさいおうち」とひらがなで書かれたかわいい看板が目印です。

入口を開けると、スリッパが置いてあるのに驚きます。

ここでは靴を脱ぎ店内に入ります。

店長の浅井さんにお話を伺いました。

浅井さんは、柔らかい物腰と優しい声で話してくださいます。

28年前、読み聞かせのできる子どもの本専門店を岡崎にも作りたいと思い、このお店を始められたとのこと。そして、店内は赤ちゃんが床を這ってもいいように、靴を脱いでもらうスタイルにしたというではありませんか。子どもへの愛と優しさにあふれています。

店内には約5000冊の絵本や児童書、育児書や子育てエッセイなどの本が置いてあります。

子どもの頃に好きだった絵本を手に取っては懐かしく思い、ゆっくり時間をかけて本をみてまわりました。

本棚や子どもの椅子からは木のぬくもりが感じられ温かい気持ちになります。

小さい子どもたちは裸足で店内を歩き回り、気に入った本を見つけると手に取り絵本の世界に入り込んでいきます。子どもたちの一生懸命にページをめくる姿がかわいらくして、このちいさいおうちが来る人を優しく包み込んでいるように思えてきます。

ちいさいおうちでは、絵本の読み聞かせを月に二度、無料で行っています。

第１土曜日はスタッフによる読み聞かせ。第３土曜日は素敵な先生による人気の「わらべうたと絵本」の会です。どちらも15時半から30分程度です。

対象は赤ちゃんから。ぜひ親子でご参加ください。

店内のこちらの場所で読み聞かせは行われます。

毎月ディスプレイの変わるコーナーでは、今月はお雛様を特集しています。

絵本を選ぶとき必要であればスタッフが親身に相談に乗ってくれます。ちいさいおうちのスタッフは、長年「子どもの本研究会」の会員として、毎月の集まりで児童書の知識を深めているそうです。

性別、年齢、兄弟姉妹がいるかなどを聞き、その子に合った一冊を見つけるお手伝いをしてくれます。店内にぴったりな本がない場合は、取り寄せてくださいます。

無料ラッピングサービスもあります。

入園入学祝いに絵本や児童書を贈るのはいかがでしょうか。

ちいさいおうちオリジナルのかわいい袋、好きな方を選べます。

居心地の良すぎる本屋さん「ちいさいおうち」をぜひ訪れてみてくださいね。