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【岡山市北区】そろそろ見納め。散りゆく前の梅と吉備ロマンを楽しもう

岡本康史市民ライター・編集者(岡山市)

「そういえば、この時季は梅が咲いているなぁ」と思い、吉備津神社へ梅を見に行ってみました。梅の開花時季は、ざっくりと2月上旬~3月下旬。気象庁によると、岡山の開花日は3月1日とのことでした。

満開は通り過ぎ、そろそろ散り際

3月1日に開花したといっても、ちらほら咲く程度ですよね。お出かけした3月10日時点では、きっと見ごろに違いない!と思ったんですが、そろそろ見納めでした。急に暖かくなった影響もあるのでしょう。

迫ってくる感じではなく、奥ゆかしい雰囲気
迫ってくる感じではなく、奥ゆかしい雰囲気

梅は、これからの主役である桜とは違い「わい、咲いてまっせ!」と主張せず、ひっそりと咲くイメージです。奥ゆかしいというか、なんというか。遠目から梅林を見ても、花の厚みは感じませんよね。

でも梅の木に近づいてみると、「……私、ちゃんと咲いています」と小さな声で呼びかけてきてくれます。

品種はよくわからないけど、「花の中心が赤いもの」「花びらが白」「こっちはピンク」と目を楽しませてくれました。……と思っていたのは、僕だけで一緒に行った小学2年生の息子は、「お腹減った」と花より団子状態。年齢を重ねるにつれて、花の良さがわかってくるのかなぁ。

吉備津神社の梅林の位置

梅林の位置は少し奥まったところにあり、ちょっとわかりにくいです。まずは本殿側から長い長い回廊を下っていきましょう。

中盤あたり左側に「岩山宮」と書かれた通り口と、灯篭、鳥居が見える場所があるので、ここを抜けます。

右の灯篭の奥、道が続いていく先に梅林があります。

ここです。

梅を見終わったら本殿も見ていこ

梅だけを見るのも良しですが、ついでに本殿を目にして「吉備ロマン」を感じてみましょう。そして、さらについでにお参りしていけばいいかな。僕は忘れましたが……。

【アクセス】

住所:岡山市北区吉備津931

市民ライター・編集者(岡山市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ/備後とことこ」編集長。(一社)はれとこ副代表理事。 何ごとも丁寧な作業がモットー。3人の子のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHD、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。

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