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【岡山市東区】温かみのある会場で開催「もえぎのいち」。“こぢんまり”しているけれどホッとするマルシェ

岡本康史市民ライター・編集者(岡山市)

岡山市東区東平島の小橋工務店で、11/26(日)に初めて開催された「もえぎのいち」。マルシェは大きな広場や施設などで行われることが多いですが、こうした“工務店”で行われるは珍しいですよね。屋外のほか、「建築家の頭の中を見てみよう」の言葉のもと社屋内にも販売ブースが設置され、オシャレな建物を見ながら買い物も楽しめました。

まったりな雰囲気も混雑もマルシェらしい

会場である小橋工務店社屋
会場である小橋工務店社屋

もえぎのいちの開催時間は10時~15時。筆者はど真ん中である13時頃に会場に到着し、まったりと会場を練り歩きました。“まったり”と歩けたのは、会場がそのような雰囲気であったためでもあります。各出店ブースの店主さんから話を聞くと、どうやら開始直後はすごく混雑していたとのこと。混雑時は、まったりできませんよね。どちらが良いというわけではなく、その両方の面が“マルシェ”って感じです。

画像提供:パティスリー ルヴェール
画像提供:パティスリー ルヴェール

当日の出店リストは、以下のとおり。

  • 旅商人茶屋:抹茶と珈琲
  • ta-mi:ブローチとアクセサリー
  • YOD'Z BURGER:ハンバーガー 2~3種類
  • 25★25:ハンドメイドアクセサリー⁡、フェルトおままごと・知育おもちゃ、フォトアイテム … 等
  • SUNたこ:たこ焼き
  • MIMI⁡:刺繍小物・布小物
  • レイヴンファーム⁡:野菜モチーフの食器や野菜の“押し花”などの雑貨
  • macramé Me ⁡:マクラメ編み小物、プラントハンガー、タペストリー
  • リトルクローゼット⁡:秋冬の子ども服
  • パン喫茶アトリエ:ベーグル・菓子パン
  • パティスリー ルヴェール:旬の人気メニューを多数販売

各出店ブースを見て回る

▼1階に構えていた「パン喫茶アトリエ」さんは、なんと完売…。素敵な商品と出会えなくて残念。でも「盛況だったんだなぁ」という雰囲気が伝わってきました。

▼代わりと言ってはなんですが、室内にあったオシャレな照明を見て“ほっこり”しておきました。もえぎのいちは、小橋工務店のオシャレな社屋が見られるのもポイントです。

▼主催者である「パティスリー ルヴェール」さんの商品も、あとわずかな状態でした。飛ぶようにお客さんのもとへ、旅立っていったんでしょうねぇ。

▼食品ばかりではなく、1階には秋冬の子ども服を販売している「リトルクローゼット」さんも。これからの季節に活躍しそうな、温かみのあるものたちが集合していました。

▼2階に移動します。「ta-mi」さんは、ブローチとアクセサリーなどを販売。かわいらしい動物や道具類などのモチーフが、淡い色で表現されています。

▼筆者の娘は手前にあった子ども用の指輪(200円)に興味津々。ドリンクをモチーフにしたものをゲットしてご満悦でした。そして早速、帰りがけに身に着けていました。女の子って、おしゃれが好きですねぇ。

▼お隣にあったのは、ハンドメイドアクセサリー⁡、フェルトおままごと・知育おもちゃなどを販売している「25★25」さん。

▼クリスマスが間近なので、ガーランドが活躍しそうです。

画像中央が「ガーランド」
画像中央が「ガーランド」

▼こちらは、マクラメ編み小物、プラントハンガー、タペストリーなどを取り扱っている「macramé Me」さん。

▼マクラメ編みのツリータペストリーが、かわいい~。

▼マクラメ編みのワークショップもやっていました。

▼かわいらしい野菜モチーフの食器を発見!こちらは普段お野菜などを販売している「レイヴンファーム」さん。この時季は野菜の収穫が少ないので、食器などを取りそろえているんですって。

すべて一点もの
すべて一点もの

▼刺繍小物・布小物を売っていたのは「MIMI」さん。

かわいらしい小物がたくさんありました。

見て回るとお腹が減ってくる

ぐるぐると歩いていると、お腹が減ってくるものです。もえぎのいちでは、キッチンカーの参加もあります。

▼まず目を付けたのが、ハンバーガーを提供する「YOD'Z BURGER」さん。つなぎなしのビーフ100%自家製パティが特徴です。

▼ベイクドカプレーゼ(1,050円)。バジルソースがポイントで、牛肉100%パティとの相性は抜群です。

▼こちらは、ハンバーガー(850円)。特別にチーズをトッピングしていただきました。これぞ王道という風格です。両方ともバンズの底面がカリッとしており、食感も楽しめます。

▼子どもたちが目を付けたのは、「SUNたこ」さんのたこ焼きです。

▼クルックルッとリズム良く、たこ焼きを裏返していました。

▼選んだのは「塩マヨ」(500円)。上に載っている黒い粒は“生”です。一緒に楽しんでもいいし、子どもが食べる場合は避けてもOK。ソースとは違い、塩味はたこ焼きの味が引き立ちました。

▼喉が渇いたし、ホッとしたいので「旅商人茶屋」さんの、コーヒーをいただきました。

▼注文後、珈琲豆を挽いてくれ1杯1杯ていねいに淹れてくれます。めっちゃホッとしたぁ。

まとめ

もえぎのいちは、“こぢんまり”としているけど、しっかりと内容の詰まったマルシェでした。また、会場である小橋工務店の社屋内は温かみのある内装で、よりマルシェの良さを引き立てます。今回が初めての開催でしたが、少々内容を変更し第2回もあるとのこと。今から楽しみですね。

【詳細情報】
・開催された日時:11/26(日)10:00~15:00
・開催された場所:小橋工務店
・開催された住所:岡山市東区東平島1117-1
・駐車場:約15台

画像提供:パティスリー ルヴェール
画像提供:パティスリー ルヴェール

市民ライター・編集者(岡山市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ/備後とことこ」編集長。(一社)はれとこ副代表理事。 何ごとも丁寧な作業がモットー。3人の子のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHD、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。

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