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【岡山市北区】認知症になる人を出さないのが目標!田畑に囲まれた閑静な場所にあるリフレッシュケアサロン

岡本康史市民ライター・編集者(岡山市)

いつまでも健康でいたいものですよね。そのためには、どのようなことを心がければ良いでしょうか。食事、睡眠、運動などを改善するのが一般的でしょうか。基本中の基本でもありますね。それらにプラスアルファで、リフレッシュできる場所に赴くのはどうでしょうか。心身の調子を整えることも重要です。

田畑に囲まれた閑静な場所にある「リフレッシュケアサロン りんりん」では、人生100年時代となった今、“こころも体も笑顔をモットー!”にして日々営業しています。

サロンの場所

外観:一軒家の1階部分(玄関を入って左側)がサロン
外観:一軒家の1階部分(玄関を入って左側)がサロン

サロンは、岡山市北区川入にあります。新幹線沿い幹線道路(県道242号線)の川入交差点を北側に入り、山陽宇部菱光(株)のコンクリート工場が見えてくると、すぐです。サロンの建物はベージュの外壁で、田んぼのなかにポツンと佇んでいます。

▼柵に看板があるので、わかりやすい。

サロンでできること

サロンでは、以下のようなメニューがそろっています。

サロンのコンセプト

施術台
施術台

サロンは2023年1月にオープンしました。オープンして1年以上経過したところで、コンセプトも当初とは変わってきたとオーナーの森伸子さんは言います。

一番強く思っているのは、「認知症になる人を減らしたい」ということ。“一生涯自分の足で歩いて行こう”、そのためには心と体づくりを2本立てにし、自分の足でしっかり立てるよう、そして自分の行きたいところにキチンと行けるよう心も整える。やりたいことをやれる体、生涯現役でいける体を作ることを目的としています。

スティックアート

画像提供:リフレッシュケアサロン りんりん
画像提供:リフレッシュケアサロン りんりん

僕が一番気になったのは、スティックアートです。スティックアートとは、色画用紙に雑誌の切り抜きなどを貼り、“今”の自分の作品を作ります。この作業によって脳に活力が湧き、最後まで自分のしたいことができる“心と体づくり”に繋がるそう。

スティックアートは、以下のような流れで進んでいきます。

  • カウンセリング
  • 材料選び
  • カット・貼り付け
  • フィードバック

▼お客さんが、これまでに作成したスティックアートを見せてもらいました。

それぞれの人に特徴があるそう。たとえば……

  • 雑誌自体を切り抜くことに抵抗があり、1ページまるまる切り貼りする
  • 貼る“ピース”が少ないと疲れている
  • 尖っているものを貼る場合は、心のなかにギザギザしたものがある

スティックアートは1回だけ行うのではなく、月1回くらいのペースで計4回ほど行います。すると、気持ちの変化があったり、軌道修正されたりするので、作品も違ってくるそうです。

今後の目標

オーナーの森伸子さん
オーナーの森伸子さん

今後の目標を聞いたところ、「吉備学区(サロンのある中学校区)から、認知症になる人を出さないのが大きな目標です!」と力強く言葉が。ホームページにも掲載されている「住んでいる周辺が笑顔で溢れる地域になって欲しい」との思いとともに、これからも前進していきます。

詳細情報

名称:リフレッシュケアサロン りんりん
住所:岡山市北区川入930-2
電話:080-1909-0186
営業時間:10:00~21:00(20:00 最終)
店休日:不定休(詳細は問い合わせか、Instagramを参照)
駐車場:あり
URL:HPInstagram

市民ライター・編集者(岡山市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ/備後とことこ」編集長。(一社)はれとこ副代表理事。 何ごとも丁寧な作業がモットー。3人の子のパパ。1年間の育休の経験あり。フリーランス。妻:統合失調症/ASD、長男/長女:ASD/ADHD、次男もたぶん発達障害にてサポートと育児に奮闘中。結構つらくて、しんどい。

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